社員の皆さんへ 2003・11・ 4
日立精錬梶@煙山 弘
今日も安全作業を続けていただきまして、誠にありがとうございました。
私達が生きていく中では、楽しい事ばかりではありませんよね。
時には、生きている事が辛くて、未来に希望が持てないかもしれません。
仏教では、「あきらめる」という言葉を、ギブ・アップの「諦める」ではなく、
「明らめる」(明らかに見る)と言うそうです。
明らかに見るということは、その「状況を正しく受け止める」とも言えますね。
「生きていればいやな事もある!」と明らめる。
「苦あれば楽あり」今はそういう時期だと明らめる。
「長く生きていりゃこういう事もあるさ。
でも、こんなに辛くても生かされている!だったら生きてみよう!」
と思ってみる。
「心と体が健康だと、運が寄って来る!」という人が多くいます。
生きている、生かされていると言う事は、きっとまだ、この世でするべき事が
あると、世の中に認められている事だと思いませんか?
得たい未来の為にできる事は「諦める」事ではなくて、いやな事もたくさんある
と「明らめて」自分の立っている場所を見る。
それをどうとらえて行くか? その中で何をしたいのか?
その心の持ち方を常に舵取りしてあげる事ではないかと思うのです。
変化の乏しい日々、じわじわと辛いことが押し寄せてくるような気もしますが
心の持ち方一つで苦楽の逆転があるかもしれません。
今日を生きた自分は偉かった。
だから明日も「今日を生きる」ことに専念しましょう。
今日も明日もご安全に!