社員の皆さんへ                2003・ 4・ 4

日立精錬梶@煙山 弘

 

 4月、新しい風が吹く日々です。

今日も安全作業を続けていただきまして、誠にありがとうございました。

 

 この都度、新しい社員さんが二名、入社されました。

1月からはロジテック殿からの出向の方も変更になっています。

また、OBの方も、一時的に復帰されています。

 

このようなスタート、または変化の時には、必ず見えない危険が湧き出ている

ものなのです。

「何が危険なのかは、本人が知っているはずだ」

そう思うのは経験のある先輩の思い込みで、本人は仕事の中身を覚えるのが

精一杯と言う段階なのです。

ですから、作業を教える人と新入社員は一緒になって、どこにどんな危険が潜

んでいるかを良く探り出して、どうしたら災害や製品事故にならなくて済むかを

正確に把握していただく必要があります。

 

作業指示をする立場の上長は、危険箇所を踏まえておいて教育し、一日も早く

スムーズな作業効率を得られるように、短期間で効果的な指導をしてください。

 

人には「適正」「適材適所」と言うものがありますね?

その仕事が向いているかどうか、周りも本人もよくチェックして判断してください。

もし、不適格な人が無理をして作業をしていて、事故や怪我を引き起こしても

後悔をするばかりで、会社や作業現場の担当者にとっては何もいい事はあり

ませんから、厳しい目でチェックしてください。

 

これを読む頃には(今日は4月4日でまだ一分咲き)、桜も満開になります。

不安なく毎日を過ごせるためにも、日々の厳しいチェックの眼(まなこ)を開き

的確、明解な仕事をしていってください。

 

では、今月も祈りを込めて繰り返し言います。

         今日も明日もご安全に!

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