幸せな人
幸せな人とは、いつも上機嫌でいられる人のことだと思います。
「いいことがあったから、機嫌がいい」のではなく、
「上機嫌な人には、いいことが起こる」のであり、
「悪いことがあったから、機嫌が悪い」のではなく、
「不機嫌な人には、悪いことしか起こらない」ものなのです。
嫌なことがあるとすぐに落ち込んだり怒ったりする人は、意志が弱く
気分に流されやすい人だと思います。
それに対して、いつも上機嫌でいる人は、悩みがないわけでもなく
何も考えずにのほほんとしているわけでもなく、強靭な意志をもって
常に上機嫌であるように努めているのではないでしょうか?
ちなみに僕が考える上機嫌とは、どんなときでもヘラヘラと笑って
いるということではありません。
「ふてくされずやけにならず、活き活きと充実感に満ちた毎日を送る」
ということです。
いつも不機嫌な人というのは、どんなに偉ぶっていても、実は自分に
自信がないのです。
不機嫌とは「もっと自分に気を遣ってほしい」というサインなのです。
誰の周りにも「他人を不愉快にさせる人」は存在することでしょう?
「他人を不愉快にさせる人」に出会った時は、自分の意志の力が試さ
れるよい機会だと思ってください。
好きな人と一緒にいるときは、誰だって上機嫌でいられるものです。
嫌な性格の人の前でも上機嫌でいられたならば、あなたは相当に強い
意志の持ち主であると言えます。
嫌な人のことは「自分の幸福度を測る試験台」だと思えばよいのです。
上機嫌な人というのは他人に影響されず、自分の意志で上機嫌を作り
出しているのです。
「上機嫌」こそが幸福の呼び水であり、周りの皆から愛される人間に
なるための必要条件です。
今日も明日もご安全に!
月暦一覧に戻る