社員の皆さんへ 2004・ 3・ 9
日立精錬・煙山弘
今月の一言 「自分と他人の自由を守ろう」
自分を含めて「みんなの時間は有限だ」と言うことを思い出してみましょう。
誰にも「自由で価値のある時間を過ごす権利」があるのですから、その権利を
意味なく奪ってしまうことはいけないことですね。
手を上げたり言葉を使わなくても「相手の権利を奪い続ける大人」は「暴力」
をふるうことに等しいので、内面がまだ子供のままだと思っていいでしょう。
相手の気持ちを理解しようと思えない人は、自分に権利だけを主張しますが
本当に判ってもらいたい時には、相手に「聞く気持ちを持ってもらう」事が
一番大事なのを思い出しましょう。
業務の中で事故や怪我が発生したときのことを想像しましょう。
報告すべき人のリストや、跳ね上げの範囲と謝る人のリストを、いつも頭に
描いておくと、その人たちに迷惑を掛けなくてすむための行動を取るように
なって行くと思うのです。
事故や怪我こそが、周りの自由度を激しく減らしてしまう「暴力」なのだと
心の中に刻み込んでおいて頂きたいと思います。
大切な人の言葉を聞いて、その言葉の中の気持ちを認めてあげましょう。
それを続けることできっとその人はあなたを信頼し、あなたの言葉もその人
の心に届くようになるはずで、どうやらそれは職場でも家庭でも、どこにでも
通じることだと思うのです。
人の為になるよう、また自分の為になって行くように、いつでも物事に優先
順位をつけて過ごすことが大事だと思います。
仕事が終わった後で「本当にしたいことをして」過ごすことは、その人の
人生にとって最も大事なことだと思うのです。
小さな手帳でもノートでも良いですから、やりたいことを全て書き出して
優先順位を付けてみると、きっと自分の時間が愛しくて堪らなくなるはず。
法人会の社会奉仕で「献血のお手伝い」をしているのですが、どうやら献血
をしてくれる人の数が減っているそうです。
自分のためにするのが献血ではないということはご存知だと思いますが
これに似ているのが相互補助の社会保険や納税の義務でしょうか。
「誰かのために生きることの尊さ」を、いま一度、心に刻んで明日を生きて
みようと思います。
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