社員の皆様へ            2004・8・9
                                  日立精錬・煙山 弘
  
    今日も安全な作業をありがとうございました


 会社を経営してゆく中で、仕事を通じて「光り輝く場所を提供したい」と思っています。
「光り輝く場所」というのは、自分が主人公でいられるということですから、脚光を浴び
たり
もてはやされるいう意味ではなく、自分自身が活き活きと働ける場ということです。

 世の中には、自分の適性が分からないまま就職をして、なんとなく働いている人も多く
会社に入った後に「この仕事向いてないかも」とか「本当にこれでいいのかな」と感じて
いる
人もいるのではないでしょうか。
 今、当社で働いてくれている人達の中にも、自分の適性がよく分からないまま働いて
いる
人もいると思います。

 当社は社名の「精錬」のイメージよりは総合人材サービス業に近い業態も展開して
います
ので、色々な仕事に出会える機会があります。
 実際に働いてみて「この仕事って楽しいな」と感じたり「君がいると助かる」などの言葉
頂くことによって「自分は必要とされている、認められているんだ」と感じる事ができる
のだと
思うのです。

 それは、働く側・企業側、どちらにとっても一番良い状況ではないかと思います。
であれば、先輩は後輩に、後輩は新人に、その思いを告げて認めてあげることが必要
なの
ではないかと思います。
 認め合い、尊敬しあうことでのみ、同じ目標に対して突き進むチームワークも生まれて
くる
のではないでしょうか?
 それはきっと、アテネオリンピックに向けてチーム単位で望むすべての競技にも言える
こと
だと思うのです。

 私個人は全社員さんに等しく感謝し、それぞれの立場で懸命な努力をしてくれている
ことに
対して、深い尊敬の念を抱きながら経営の指針を取っています。
 皆さんに教えられることが多くなってきた昨今、更に自らを叱咤しつつより良い会社
作りの
ために努力していきます。

            今日も明日もご安全に


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