社員の皆さんへ 2005・11・ 9
日立精錬梶@煙山 弘
今日も安全作業を続けていただきまして、誠にありがとうございました。
以前にも書きましたが、仏教では、「あきらめる」という言葉を、ギブ・アップの
「諦める」ではなく、「明らめる」(明らかに見る)と言うそうです。
明らかに見るということは、その「状況を正しく受け止める」とも言えますね。
ソニーを大会社にした井深
大さんがこう言っています。
本当の経営者は、来年、再来年に何をやるかというときに、
だんだん広げていくのじゃなしに、だんだん狭めていく。
そこに集中するために、いらんことはやめていく。
そうでなければ集中できない。
物事を明らかに見て、覚悟を決めて集中し、そしてそこで努力すること。
これが、今の時代の経営といって良いと思います。
皆さんにも、同じ意識で「作業」を見つめることが求められています。
なぜならば、親会社でも同じように「選択と集中」を始めているからです。
「存在自体が大切な物」と言ったら何を思い浮かべますか?
それが地球であったり、空気であったり水であったりもします。
その中で生かされている私たちの周りで「存在そのもの」が大切なものとは・・・・・・
一体、何なのでしょうか?
きっとそれは、あなたの家庭であったり家族であったり、友人かもしれません。
あなたはその中で暮らしながら、毎日を健やかに過ごせるように努力することが
必要なのです。
なぜならば、あなた以外の誰かにとっては「あなたの存在こそがとても大切」
なのかもしれませんものね。
そう、まずは自分を大切に、一所懸命に生きなくてはなりませんね!
今日も明日もご安全に!