社員の皆さんへ                  2006・12・ 8

                                  日立精錬梶@煙山 弘

 今日も安全作業を続けていただきまして、誠にありがとうございます。

 
 この会社には、中学や高校までしか卒業していない人が沢山います。

学歴や学問なり技術があるということは立派なことにはちがいないのですが、

そんなものはなくても、ひとつのことを一所懸命に頑張り続けている人こそ

立派な人間だと思います。
  
 人生は無限に深いもので、不安や迷いもたくさんあって、私たちは目の前の

大事なことに集中できないことだってあると思います。

迷うのが当たり前。 人間なのだから、不安で当たり前です。

そんな日々の中にも、私たちの知らない多くの真理が、真実が、あるいは

すばらしい出会いが隠れているかもわからないと思うのです。

 もし自分の人生に自信がなくなったときには、周りを見渡してみてください。

いつもあなたを支えてくれている人や、一緒に苦労している人たちの姿が

とてもまぶしく見えるかもしれません。

 ひとりじゃないんだ

もし、そう思えるなら大丈夫です。

手を取り合って、一歩ずつ進んでいけば良いだけです。


 12月に入って、気ぜわしいとは思います。

こんな時期だからこそ、集中して仕事に取り組みましょう。

否定的な発言を止めて、前向きな発言をしてみましょう。

怪我をしない、 ではなく、 安全な作業をする と。

     病気をしない、 ではなく、 健康に暮らすのだ と。

皆さんも来年の「自分の目標」を考えてください。

私の今年の目標は「柔軟に、そして頑固に」でした。

来年は……来年になったら発表します。


              今日も明日もご安全に!


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