社員の皆さんへ                   2008年 11月 7日

                               日立精錬株式会社  煙山 弘

いつも安全で、正確、迅速な作業をありがとうございます。

職場の作業管理者がいつも気にかけているものは「安全な作業」・「正確な作業」ですが、

これは一度教えてもらえれば、誰もが実践しようと思うはずです。

しかし、人間のミスの中には防ぎきれないものもありますから、判っていても発生する

ものだと、覚悟をしながら努力をしていくしかないのだと思います。

しかし、一人ひとりの社員さんを信じているのもまた、その管理者だと思います。

失敗してもまた信じて働いていただく。 また信じてお願いをする。 その繰り返し。

毎日、いつでも、管理者は社員さんを信じているのです。

どうか、そこを判ってください。

「自分は信頼されている」という嬉しい自覚は、責任ある行動に繋がりますから

その自信が、より安全で、より効率的な作業に繋がることを期待したいと思います。

ものづくりに携わる私たちは、自分が運ぶもの、作るものに対して愛情を持ちます。

家族や配偶者を愛する気持ちと変わることのない愛情を、仕事にも持っていれば、

職場での助け合いや、思いやりのある言動も多くなることでしょう。

先日、社員さんの結婚式にお招きを受けて、教会での誓いの言葉を聞きました。

「富めるときも貧しきときも、健やかなるときも病めるときも、信じ、支え、共に歩む」

なんという温かい言葉でしょう。 なんという無償の行為でしょうか。

誰にでもいる「大切な人」のために、自分の時間、自分の生命をかけて尽くすことが

どれほど尊いことで、皆さんが毎日それを繰り返していることを再認識して、改めて

皆さんのご努力に感謝をしているところです。

       今日も明日もご安全に!


             
月暦一覧に戻る