社員の皆さんへ 2008・4・9
煙山 弘
いつも、安全で効率的な作業、精いっぱいのご努力をありがとうございます
< 人の誕生、人生には必ず「生を受ける意味」がある >
親や家族に守られ育ててもらい、やがて自分で家庭を持ち、子を守り育てる。
それぞれがその繰り返しの中で、持って生まれた使命を思い出す日が来るのです。
色々な形で生きていくのですが、どうやら共通の使命があるように思えてなりません。
< 誰かのために、役に立つ人間になる >
きっと、会社や家庭、地域の中で「誰かの役に立つ」ために、生まれてきたのです。
世界的に有名な方が、会社の部長さんに仕事の仕方、考え方を教えたときの答えが
「お話はとてもわかりやすい。理念やお考えもよくわかったつもりです。
しかし、やはり100パーセント理解できたとはいえません。
年齢差や経験、そして立場の違いで、言葉は受け止められても、そこに含まれる
意味が完全に理解できたか、といえばウソになります。」 という言葉でした。
ストレートにこのような返答が返ってきたことに少々面食らったらしいのですが、すぐ
に理由がわかったそうです。
ふと、別のある経営者が語っていた言葉を思い出したからです。
「社長の話す言葉、理想や信念は、同じ立場である社長をする者にしか理解できない。」
年齢が違う。経験が違う。育った環境が違う。思考する領域が違う。
だから、理解できる部分があっても、必ず理解できない部分が残ってしまうのだと……
毎月、給料明細に差し込んでいるこのメッセージも、社員の皆さんにはどのくらい
理解していただいているかは判りません。
毎回、色々な視点で書いているし、継続することにも意味があって、伝え続けていれば
なにか、伝わる気持ちもあるのではないかと思いながら書いています。
< より良い会社にしていくためにはどうしたらよいか >
会社を続けていくということは、より良く変化をし続けるということです。
それについてみんなで語り合いながら、考え続けることが大切な習慣なのでしょう。
みなさん同士の活発な意見の交換、情報のやりとりをし続けてください。
私もみなさんも、目的は同じなのですから。
今日も明日もご安全に