社員の皆さんへ 2008・6・8
日立精錬株式会社
煙山 弘
いつも、安全で効率的な作業、精いっぱいのご努力をありがとうございます。
人の幸福の第一は家内の平和だ。家内の平和は何か。
家族が互いに深く愛するというほかはない。
昔の人はそう言いました。 僕も全くその通りだと思うのです。
最近よく思うのは「家族への感謝をしているのか?」と言うこと。
自分を生んでくれた親や、育んでくれた姉たち、見守ってくれた親戚などなど。
誰か一人が欠けても、今の自分にはなっていないという事実を思えば、心から
感謝の気持ちが湧いてくるのです。
振り返って、今、お仕事の面ではどうでしょう?
社員の皆さんと、その社員さんが直接間接を問わずお世話になっているお客様。
その全ての人に対して、ちゃんと気持ちをお返ししているかどうか、不安です。
最近は、気の緩みによるケアレス(注意不足)ミスが頻発しているようです。
小刀やカッターを使っている現場には、日々の努力の陰に潜んでいる怪我が?
まじめに作業をしている分だけ、ふと気が抜けた瞬間に「どうして?」という
怪我が待っておりますから、それを心配しているのです。
この気持ちはまるで、親が自分の子供たちの安全を祈る気持ちにも似ています。
日立精錬のホームページを見た人から、度々お問い合わせがあります。
今回は同じような立場で会社を経営している方の奥様から、この月暦について。
「社員さんに対する気持ちの持ち方に学ぶものがあった」とのことで、とても
嬉しいお手紙を頂きました。2002年から続くこのメッセージを読み返して
みると気恥しいセリフも目立ちますが、それらにも僕の気持ちが入っています。
ロジテック殿の社報に、僕への取材記事が掲載されていました。
言っていることはこのメッセージと変わりがない事ばかりで、気恥しいですが
言いたい事は「仕事の安全と社員さんの安心」だけなのだと実感しています。
今日も言います、祈ります
今日も明日もご安全に