社員の皆さんへ                          2009・ 9・ 8

                                     日立精錬・煙山弘

秋の気配が感じられる季節となりました。

果物も、6年や8年も前に地に根を張りはじめて、ようやく実りの時期を迎えて

いるのです。そこには種の保存という自然の摂理に従って動いている植物の偉大

さがあります。

 さて、人間。 今日の自分は、昨日のうちに作られるといわれています。

もっと言えば過去のすべての決断から、今の自分が作られているのでしょう。

であれば、明日の自分は今日の自分が何を考え、どう決めて動くかに左右される

という事ではないでしょうか?

心の中に4人の役目を持つ人が住んでいるという人がいます。

一人は探検家であり、彼は人生の先を見据えて、荒れ地を進みゆく行動の人。

一人は芸術家であり、彼は生活の中に夢を描き、こころを満たすために考える人。

一人は戦士であり、家族のために食物を得ようと、身を粉にして働く人。

一人は判事であり、自分の行いが正しいかどうか、公平に自分を裁ける人。

どの一人が欠けても、人間は正常な生活を送ることができません。

私たちは、心の中で思うことを現実に出来る可能性を持っています。

その4人の役割を正当に発揮させて、なりたい自分を作ろうではありませんか。

お客様から、地域から、多大なる期待をされて仕事をしている私たちですから、

その立場でいることに誇りを持ち、全ての人に感謝して努力を続けようではあり

ませんか。                                       

  すべての人のために、今日も明日もご安全に!

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