社員の皆さんへ                            2010年 4月 7日

                                      日立精錬株式会社

                                       煙山 弘

今日も、正確で安全な作業を有難うございます。

私は長年お付き合いしている花粉症が発症していて、くしゃみと涙目の毎日です。

今月の言葉

  全員参加 安全に強い人づくり

このような標語で、日立電線グループの共通行動目標が明示されています。

人間はどこかでミスをしてしまうものなのですから、ミスができない環境づくりや、

万一ミスをしても事故やけがにつながらない仕組みづくりも必要です。

個人的に必要なのは、過去の事例に習ってどんな危険が隠れているかを感知できる

感性を磨くということです。

そのためには先輩から後輩へ、危険予知の伝承が必要となるでしょう。

 たとえば今回、弊社に復帰した社員にとっての現場作業は浦島太郎状態でしょう。

そんな彼に対して、上長だけでなく同じ職場の仲間や同じ作業をしていた先輩たちも

危険と安全の境目の部分を、丁寧に教えてあげる必要があると思います。

すでに行っていることと思いますが、自分の安全診断にもなりますのでお願いします。


人はやさしくされることを望んでいるだけではない。

         やさしい心で理解されることを望んでいるのだ。


 人の心は不安がたくさんありますから、自分を認めてほしいとか理解してほしいとか

それぞれが不安を解消しにくいまま、我慢をして生活をしています。 

そんな気持ちを思いやって優しく振舞うのは比較的簡単ですが、それを理解して行動

に移してあげられることは、なかなかに難しいものです。

 仲間の「本当のこころ」を「こころで聴いて」受けとめ、認めてあげてください。 

それはきっと仲間としてできる、唯一の優しさだと思うからです。

    皆さんの健康を心から祈っています。

   すべての人のために、今日も明日もご安全に!



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