社員の皆さんへ                2012年 4月 9日

日立精錬梶@煙山 弘

 

 4月、新しい風が吹く日々となりました。

今日も安全作業を続けていただきまして、誠にありがとうございます。

 

 新しい社員さんが一名、3月からの試用期間を経て正式に入社されました。

また、一部の作業場で人員の配置転換もあるかもしれません。

このようなスタート、または変化の時には、必ず見えない危険が湧き出ている

ものなのです。

「何が危険なのか、何が大事なのかは、本人が知っているはずだ」

そう思うのは経験のある先輩の思い込みであり、本人は仕事の中身を覚える

ことで精一杯と言う段階なのです。 作業を教える人と新入社員は一緒になって

どこにどんな危険が潜んでいるかを良く探り出して、どうしたら災害や製品事故

にならなくて済むかを正確に把握していただく必要があります。

作業指示をする立場の上長は、危険箇所を踏まえておいて教育し、一日も早く

スムーズな作業効率を得られるように、短期間で効果的な指導をしてください。

 

 人には「適正」「適材適所」と言うものがありますね?

その仕事が向いているかどうか、周りも本人もよくチェックして判断してください。

もし、不適格な人が無理な作業をしていて、事故や怪我を引き起こしても後悔を

するばかりで、会社や作業現場の担当者にとっては何もいい事はありません。

 管理者でさえ作業指示をしながら自分でも作業をする必要がある弊社ですから

細心の注意を払い、気を配り心を遣い、他の模範となるよう努力してください。

 

 やる気がないとため息や愚痴が出ますが、その気になれば知恵が出るのが

人間だと思うのです。弊社の皆さんに、少しでもいい環境で働いて頂けるように

私も頑張りますので、よろしくお願いいたします。

 

まもなく桜も満開になります。

明るい毎日を過ごすため、日々、的確で明解な仕事をして行きましょう。

   すべての人のために、今日も明日もご安全に!


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