社員の皆さんへ                       2012・3・ 9

                               日立精錬株式会社

                                煙山 弘

いつも安全で効率的な仕事をして頂き、ありがとうございます。

 3・11の大震災から一年が過ぎようとしています。

この間、被災していた皆さんが、職場の復旧を手伝ってくれましたし、その後も職場の

繁閑に合わせて働いて下さいました事に、心から感謝をしています。

 これからは職場単位でのチーム作りは当たり前にお願いするとして、他職場との交流と

助け合いによって、絆をさらに強く深めていただく時期が来たようです。

その点を肝に銘じて、安全なお仕事をされますようお願いいたします。

<日立精錬の社員は、まっとうに生きよう>

正しい事を普通に行う人の事を「まっとうな生き方をしている人」と言います。

会社のためも、家族のためでも、地域のためであっても同じです。

嘘いつわりも隠しごともなく、肩ひじ張る事もなく正しく生きることって難しいですか?

でも、それが普通だった時代がずっと続いてきたのは、世界では日本だけなのです。

その血を受け継いでいる私たちは、頭脳明晰でなくても知恵が乏しくても大丈夫です。

まっとうに生きているなら、誰かがそれを認めてくれると信じましょう。

そして、仲間がまっとうに生きているのだと感じたら、こっそり褒めてあげましょう。

まっとうではないと感じたら、勇気を持って指摘をしてあげましょう。

それが、我が社の「まっとうな社員」だと思うからです。

日立の機関誌に社員さんが寄稿していました。

地域に貢献する仕事を数十年続けている彼の言葉には、まっとうな人生が見えます。

実は、各地それぞれの町で、そんな活動をしている社員さんは多いはずです。

人との絆を紡ぎながら仕事も頑張るその姿には、誰もが感動する事でしょう!

 

   全ての人のために 今日も明日もご安全に


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