ビジネス交流会に参加してきました!

     

 2002年12月4日(水) 13時〜、東京駅となりの大丸ビル12F、ルビーホールにて
日立青年経営者研究会の有志で作った共同受注グループ「ヒット-アドアンス」の初舞台
と言うことで、代表と副代表幹事のお供と言う感じで、参加してきました。
 このグループは重電、製缶、めっき、材料などの十数社が集まったもので、日立地区
産業支援センターのバックアップを戴いて発足したものです。
 センター内に営業専門の方が常駐し、発注企業からの連絡をいただくと我々に案件が
提示されて受注に向けて動き出す、と言うシステムなのです。
「HIT-ADVANCE」は支援センターの「HITS」をこっそり戴いたものなのです。えへへ。

          
          こちらを向いているのは発注側の企業の方々です

 35社程度の発注企業に対して、100名以上の受注側企業が犇く中、公社の方
による司会進行で始まった交流会は、最初に発注企業による発注案件の紹介や
求める企業像などが発表されました。

・仕事がほしいならばやる気を見せてほしい!
・自分たちも原価低減に苦しんでいるので、協力を戴きたい!
・何なら、業種転換まで視野に入れて、ついてきてほしい!


 などなど、発注側はかなり積極的です。
確かに、現状が忙しくて仕方ない、とか、利益率の悪いところは下請けにお願いして
原価を下げたい、と、真剣に思っている彼らだから当然かも。

 僕は、共同受注グループの何たるか、仲間企業の能力などををよくは知らないので
どんな案件がヒットするのか判りませんでした。
 代表幹事の井上さんと副代表の大貫さんがチェックして、どこにアプローチすれば
よいかを決めてくれました。

 いよいよ交流会の開始です。

            

真っ先に駆け出した井上さんは、個別企業としても登録している関係で二足の草鞋。
グループ受注を優先しながらも自社製品を売り込める相手を選んでいるところがニクイ!

 

 同じく自社でも申し込んであった大貫さんは僕と行動してくれましたが、まず自社製品を
売り込んでから共同受注グループの説明をするという手法に徹しました。
 僕としてもそのほうが面白いのです。
相手が何を望んでいるかを聞きだしてから、それならばこれらの企業で受注出来ますよ、
と言う提案が出来るからです。

 他にも、市内の共同受注グループ「ITEM・アイテム」が売り込みに来ていました。
また、個別企業単体でも申請している企業が多く、色々な場所でお世話になった方々が
何名もいらしておりました。
 それぞれの企業が必死で受注活動を繰り広げる中、僕だけが自社製品を持たないので
とても肩身の狭い思いをしました。

 人を育てて技術を研究開発し、製品にしてからやっと売り込める。
そんな気の遠くなるような各社の努力の歴史を垣間見て、反省を余儀なくされたのです。

 このあとには、軽食と飲み物を交えた交流パーティーがあった模様でしたが、居場所の
無かった僕は、早々に引き上げてきてしまいました。
そんな想いでここ数日を過ごしておりましたので、報告書のアップも遅れました(>。<)

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