アユやサケが遡上する事で知られる久慈川(久慈川水系)は、源流から河口にかけて多くの魚類がみられます。
阿武隈淡水動物研究会による1986年からの調査では、2003年現在までに80種以上の魚種が確認されました。
分布上貴重な種としては、在来のイワナや降海型イトヨ、ボウズハゼなどがみられるが、環境の変化や外来種の影響によってギバチやホトケドジョウ、ヤリタナゴやメダカ、ジュズカケハゼなどかつて身近にみられた魚種は減少しています。
解説・写真提供 阿武隈淡水動物研究会 稲葉 修 様