現地一泊研修「伊豆探訪(韮山〜小田原)  
 
平成26年4月3日〜4日 
行程:
<1日目>
  豊浦交流センター(6:00出発)⇒ 三嶋大社 ⇒ うどん処華福 昼食 ⇒ 江川邸・資料館・韮山城跡 ⇒
  蛭ケ小島 ⇒ 願成就院 ⇒ 韮山反射炉 ⇒ (伊東温泉)ホテル遊心楼(16:20着)
<2日目>
  ホテル遊心楼(8:10出発)⇒ 小田原城 /昼食 ⇒ 石垣山城歴史公園 ⇒ 豊浦交流センター(18:30着)
研修概要:
1.本年度第1回目の一泊現地研修会。参加者は会員・賛助会員合わせて24名。
2.定番となったバス内の歴史勉強会は、橘,坂本,小林各先生より、ご用意頂いた資料を基に、さらには
  ビラに大きく描いた史跡見取図等を用いて、次のような内容について解説を頂き事前知識を得ました。
 @ 韮山の史跡……1300年前から伊豆国の拠点
 A 三嶋大社の祭神
 B 源頼朝と流刑先となった蛭ケ小島
 C 北条氏五代の歴史……500年前 北条早雲が韮山に築城
 D 歴代江川太郎左衛門(特に江川英龍)と160年前 反射炉建設,大砲鋳造
 
E 小田原城(難攻不落の平山城)と豊臣秀吉の小田原征伐
3.至るところ桜の花びらが舞う情緒ある史跡巡りとなりました。とりわけ小田原城の桜は見事でした。
4.現地ではガイドさんより懇切丁寧な説話を頂き、理解をより深めることができました。
 @ 江川邸……S氏他
 A 小田原城〜石垣山城歴史公園……蓑宮氏(知識の深いすばらしいガイドさんでした。女性)                                                     以上
                                           

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 坂本先生より、ビラを用いて解説を頂く 三嶋大社 伊豆国一ノ宮。社名・神名の「三嶋」が地名ともなった。鎌倉時代以降、源頼朝等武家の尊崇を受けて発展 三嶋大社
境内の枝垂桜が美しい。
江川邸 主屋は単層入母屋造り。「小屋組づくり」と呼ばれる幾何学的な屋根裏は、今日でいう免震構造の由。
江川邸の一角
満開の桜を背景に集合写真
1159年(平治元年)、平治の乱で敗れた源頼朝は平清盛に捕えられたが、清盛の継母池禅尼の命乞いで、翌年、伊豆国の蛭ヶ小島へ流罪となった。(正否不詳) 願成就院 文治5年(1189)、北条時政が創建。表向きは源頼朝の奥州征伐成功を祈願しての建立だが、実際は北条氏の氏寺として建てられた。 韮山反射炉 幕末、韮山の代官で幕臣を務めた江川太郎左衛門(英龍)によって築かれた伊豆の国市の韮山反射炉
ホテル遊心楼 研修旅行の最大の楽しみの一つ、宴会 恒例の?女性陣によるカラオケ。
何故か男性が一人
馬出門 二の丸正面に位置する門で、馬出門、内冠木門と土塀で周囲を囲む枡形門の構造を持つ。 北条氏が日本最大の中世城郭に拡張し豊臣秀吉の攻撃に備えた。戦国時代〜江戸時代 にかけての平山城。
馬出門前で集合写真。 門の中に小田原城天守閣が小さく見える。 報徳二宮神社 財政再建と学問成就 江戸時代後期の農政家・思想家である二宮尊徳翁を祀った神社。 石垣山城歴史公園 豊臣秀吉が1590年の小田原攻めに5万人を動員80日で構築し一夜城と言われている石垣の城 石垣山からの眺望 小田原城から南西3kmの地点。秀吉はここから小田原城を見下ろしていたか