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 No.1 館山神社・養蚕神社 御出社(神幸祭)(平成22年5月5日)
  御出車(神幸祭:しんこうさい)

 4年毎に行われる館山神社,蚕養神社 両社の神幸祭が、5月5日 好天候の下に実施された。
御出社は神輿に神霊を遷して町内を歩き、氏子の安全と繁栄を祈る行事である。
御出社の行列は 副神官(祓主)、猿田彦命(さるたひこのみこと:通称天狗)、御幣持ち、旗持ち、
 弓矢持ち、神官(斎主)、神輿、太鼓持ち等から構成され、総勢数十名の陣容であった。(各区域共)

 行列の順路は、午前9時過ぎに社務所を出て、午後3時過ぎに社務所に戻るまでの間、5つ
の区域に別けられ町を巡る。(25の町内が5つの区域に分けられている。)順路の途中には、
 5カ所に「お仮屋」が設けられ、ここで区域毎に陣容の引き継ぎが行われた。(先導者と神官
を除く)各「お仮屋」では 神輿を置き、祝詞奏上が行われた。
 沿道の人気は、ひときわ目立つ天狗即ち猿田彦命であった。(写真参照)
 この行列の特色は、他の地区の神輿のように揉むことがなく、見物人の前を静静と通り過ぎる
ことである。(『豊浦の歴史』引用)
  なお、豊浦郷土史探訪クラブのメンバーも数人が、それぞれの町内から参加した。


  写真は「屋敷前町・山崎町」担当の 「白山児童公園〜駅東児童公園」間のスナップ