川越史跡現地研修
平成21年10月17日

今回の川越史跡現地研修は、折り合い良く川越まつり(10月17日〜18日)

に遭遇した。そのためもあって、会員の参加は20名ながら、豊浦写友クラブを

はじめ、有志の方々14名の参加を得て、計34名の研修・見学団となった。

 6時30分 交流センター出発==10時過ぎ川越到着。なお、車中では、小林会長、

橘先生、坂本先生より見学先施設,川越まつり,川越の歴史等ついての説明があった。

バス下車後、まず喜多院へと足を運ぶ。入口にある天海僧正の像が目に入る。

現在の喜多院は、寛永15年(1638年)火災で山門以外の伽藍を消失した後、

翌年徳川家光の命で建立されたもの(江戸城御殿の一部を移築)。記念撮影後、客殿,

書院を見学。さらに境内の五百羅漢の石像を見学。次に仙波東照宮の前を通り

過ぎて中院へと向かう。中院は島崎藤村ゆかりの寺院として知られる。また、

境内の庭が美しいことでも知られる。昼近くになると交通規制が始まり、道路が

徐々に混雑してくる。川越城本丸御殿跡(目下再建工事中で中は見られない。)

を眺めて一同、太田道灌像のある川越市役所へ。

帰りの集合場所を確認して解散、それぞれ自由行動。三々五々に東明寺,広済寺,

氷川神社、さらには川越まつり会館,時の鐘,菓子屋横丁,蔵づくりゾーン等、

街中を思い思いに散策。

クライマックスは神幸祭,山車の巡行、そして14時から市役所前で始まる

“曳っかわせ”。これは山車同士がすれ違うときに、お互いの山車を向き合い、

お囃子を打ち合うもの。山車は全部で29台ある由であるが当日集結したのは

10台程度か。美しく勇壮な,迫力ある曳っかわせに十分堪能して、15時に
 川越を
後にした。(金谷記)