真壁町史跡巡り

平成18年5月20日(土)

坂本会長記

 7時0分 朝会==7時10分出発==(岩瀬)==8時40分真壁着(高上町駐車場) ・・・町並み見学

 駐車場から二手に分かれて、地元の女性ボランテアの方の案内で町並みを見学。

 真壁は江戸から明治、大正時代にかけて、この地方の文化、産業の中心地として隆盛を極めた。
今もその遺構が数多く残され、現在104棟が国の有形文化財に指定されている。これは県内で随一である。

 タイムスリップした町並みをじっくり観察し、懐古の情を堪能した。かつて繁栄していた川尻の町並みにも
これに似た様相が見られたが、今では殆ど残っていない。 【主な建造物様式】 @薬医門 A長屋門 B高麗門 
C見世蔵 D書院造 E海鼠壁 F曲家造 G脇蔵 H袖蔵 I主屋(明治、大正期) その他古式の住宅

10時40分 高上町駐車場出発==10時50分 真壁城跡着

 学芸委員から真壁城発掘についての概説あり。城跡発掘現場を一周。北側の土塁に上り往時の城の規模、
基本の形の説明を聞く。発掘の様子は見られなかった。雨上がりでぬかるみあり歩行に難儀。真壁城跡碑前で、
橘先生から真壁城の成立、真壁氏と佐竹氏の主従関係についての講話。

楽法寺の薬医門(真壁城大手門を寄進したものという) の門柱に残る刀傷に戦国の風雲を感じる。
朱塗りの仁王門は重層入母屋造りで県指定文化財。多宝塔は唐様重層の宝形で造形美は関東随一である。

堂前で、橋本先生から楽宝寺の縁起につき説話あり。色鮮やかな孔雀が放し飼いされていた。
観音堂前で記念撮影。