本年度第2回目の現地研修。今回は今まで探訪したことがない,川尻・豊浦地区に南接する小木津地区を、
坂本先生の案内でマイカー5台に分乗して6か所を探訪した。
豊浦交流センター出発13時30分〜終了16時
探訪先
@ 横内の岩城相馬街道
この道は小木津地区内はここから小木津浜に繋がっていて、この台地の地名を横内と言い、この一帯に
縄文遺跡、弥生遺跡などがある。
A 安寿院跡(写真1〜2)
元の泉福寺の跡地、樹齢300年以上のシイの古木があり日立市の指定天然記念物になっている。又湯殿山、
馬頭観音などの石碑群がある。
B 奥津説神社(写真3〜4)
稲荷神社であるが祭神は事代主命、創設は天文3年(1544年)元禄7年に光圀の命で一村の鎮守となる。
拝殿には江戸末期の頃の36歌仙の絵馬がズラリ。
C 小木津宿場街道跡
小木津駅北西側踏切の通りで直線状の道路から往古の宿場道路跡がしのばれる。
広い道路の中央にかつて人工の小川が流れていた。井戸との繋がりで川井の姓が多い。
D 本陣跡と黄門手植えの松(写真5〜6)
小貫家は小木津宿駅の本陣で庭には黄門様お手植えの松の古木がある。又、黄門様から拝領した机も残
されている。
E 庄屋宅跡(宇佐美家)(写真7〜8)
古代道路がほぼ直角に左折する所に位置する歴代庄屋の宇佐美家。古文書や元貴族院議員の野口勝一
書と言われる屏風など調度品がある。
以上 文と写真:川合康雄
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