「多賀城跡と伊達政宗」 現地研修  
平成22年7月17〜18日 
 
  会員13名 及び賛助会員(奥方,友人等)7名、合わせて20名は、貸切バスにて一路「多賀城跡と伊達
 政宗」の現地研修に出かけた。昨日までの雨がウソのように、2日間にわたり晴天が続いた。日中の気温は
 30度超。

7月17日

 豊浦交流センタ(6:30発)−東北歴史博物館(9:30着)−多賀城跡−塩竃神社−瑞巌寺−幸雲閣(16:30着) 
 
 バス中 橘先生他より多賀城,多賀城碑,尿前の関
(しとまえのせき)・封人の家等について説明があった。
 ・東北歴史博物館:さすがは東北を代表する豪華な博物館。学芸委員の説明に真剣に耳を傾けた。
 ・多賀城廃寺跡 ・多賀城跡 ・多賀城碑(壺の碑):ガイドより多賀城跡関連施設について説明有り。
 ・塩竃神社:「いな長」で昼食後塩竃神社参拝。”エビデンス”のための記念撮影。
 ・瑞巌寺 :H21年9月〜H28年3月まで「平成の大修理期間」につき、本堂は見学できず。
 ・松島海岸:休日ということもあり盛況。美しい海岸風景。「松島や ああ松島や 松島や」
 ・幸雲閣:温泉で疲れを癒した後納涼会。続いて幹事の部屋で2次会。(但し男性11名のみ)

7月18日
 幸雲閣(8:30発)−封人の家−大崎八幡宮−竹駒神社−白石城−豊浦交センタ(18:30着)


 
・封人の家:芭蕉ゆかりの宿。予定していた「尿前の関」を急遽変更しての見学。
 ・大崎八幡宮:伊達政宗はキンキラキンが好きだったようで、豪奢な八幡宮。ここでも記念撮影。
 ・竹駒神社:京都伏見稲荷大社,笠間稲荷神社と共に日本三大稲荷の由。(豊川稲荷大社は?)
 ・白石城:城内に入城せず 外から勇姿を眺めた。現在の天守閣は1905年に復元されたもの。

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 東北歴史博物館 館内
 旧石器時代〜近現代までの東
 北の歴史を、時代別に 9つの
 コ−ナーに分けて展示している

 多賀城跡:国の特別史跡
 ボランティアガイドの宮崎氏より
 説明を受ける。多賀城は724年
 大野東人が築城したとされる。
 多賀城碑(壺の碑)
 多賀城南門近くの小さな堂の中
 に建つ。那須国造碑,多胡碑と共
 に三大碑とされる。
(偽作説あり)
 塩竃神社にて集合写真
 創建の年代は詳らかではない
 由。平安時代初期とされる。
 長寿、大漁、安産の守護神。
 塩竃神社
 東北鎮護、陸奥国一の宮と
 して信仰されている。
 
 瑞巌寺(参道)
 
参道の脇道に約200mに亘り
 多くの石窟が並んでいる。修行
 の場として利用されていた。
 瑞巌寺(庫裏):国宝
 瑞巌寺は臨済宗妙心寺派の禅寺
 である。平安時代初期(828年)
 慈覚大師円仁により開創された。
 封人の家(旧有路家住宅)
 
芭蕉の 「奥の細道」にある俳句
 
「蚤虱馬の尿する枕元」 はこの
 家に滞在時に詠んだもの。
 大崎八幡宮
 伊達家第一の守護神社。仙台
 の総鎮守として1607年に伊
 達政宗が造営。
 大崎八幡宮にて集合写真
 大崎八幡宮は黒漆塗りを基調に
 豪華な金箔張り。きらびやか。
 伊達政宗好みという。
 竹駒神社(日本三大稲荷の一
  つ)842年 小野篁(たかむら)
  によって創建。仙台藩五代藩主
  伊達吉村によって造営された。
 白石城(仙台城の支城)
 1600年 伊達政宗が白石城を
 攻略、その後家臣の片倉小十
 郎景綱によって大改修された。