米寿の共楽舘が泣いています
   共楽館雨漏り対策募金運動にご協力ください  

たたづまいは昔と変わらないが…

雨漏りを防ぐために張られたどニールが破れ、雨風が天井裏に

 国の登録有形文化財共楽館は、いま雨漏りのため、屋根裏や土台の腐蝕、漆喰壁の剥落が進み、
このまま放置すれば、10年はもたないといわれております。
 もちろん今日まで一部の修理は行われましたが、本格的なイl参理が施されずにいる現状です。
一日も早い雨漏りの修理を施す必要があります。
このため、共楽館を雨漏りから守る募金運動をはじめました。

 大正6年(1917年)に建設された共楽館は、今年でちょうど88年、人間なら米寿にあたります。
共楽館は、日立鉱山従業員の福利厚生施設としてつくられましたが、広く一般市民にも開放され、
一世紀にわたって日立の文化を育み、まちの発展のシンボルとして愛されてきました。
今日でも市の武道館として青少年育成のため広く活用されているばかりでなく、
産業文化遺産、産業観光遺産としても文字通り私たち日立市民の誇る“お宝”であります。
 千三百年以上も経つ法隆寺に証明されるように、木造建築は使い手の良心が表れるものです。
共楽館をこのまま朽ち果てさせてはなりません。
今こそ日立市民の総力を結集して共楽館を守り、活かし、日立の活性化につなげていこうではありませんか。
 わたしたち日立市民の貴重な財産である共楽館を
雨漏りから守る運動にみなさまの暖かいご協力をお願いいたします。

 募金(1口1000円)の申し込み方法について 

2005年6月
共楽舘雨漏り対策実行委員会

委員長 森  秀男  (特定非営利活動法人共楽館を考える集い代表理事)
副委員長 古河 利孝 (仲町学区を住み良くする会会長)
顧 問  山本 忠安 (日立商工会議所会頭)
  〃  宮崎 哲雄 (日立市観光協会会長)
  〃  大貫 幸男  (日立市文化協会会長)
  〃  中山達之助  (共楽館を考える集い初代会長)
  〃  貴島 光彦  (共楽館を考える集い前会長)