整備記録 その2 7月 30日 http://www7.ocn.ne.jp/~yandm/
MA09ERT エンジンの整備記録・考察の第二段であります。読んだ人だけ賢くなれる教育口座です。
エンジンの制御方式に「ECU」が用いられております。これはメーカーの技術の粋であり、「ブラックボックス」と称され解析困難と言われておりました。
ところが最近は、新車の発売と同時に「チューニング・ロム」成る物が発売されております。背景は分かりませんが、相当の金銭が動いているのは容易に想像できます。重要なポストの人材が関与している等々、生臭い感じがします。
私は普通の知識として、このエンジンの制御は他の日産エンジンとは異なっていると思うのです。それは解析してみれば分かりますが、特殊性が強いと感じます。
1万台前後の生産台数の為に、その解析に金銭・労力を費やすのは賢いとは言えません。その為、どうなったか・どうしたか?
国家を統一する武将が現れず、地方(各サーキット・各ラリー開催地)毎に各仕様が生まれたと想像できます。
そもそも「モータースポーツ」用に開発されたDNAを持つエンジンでありますから、そこから入るのが正論だと思うのです。
メーカーとして、その潜在戦闘能力を持ちながら生かされないのは酷であり、性能をフルに発揮出来るように箍を外したと考えられるからです。
ある理論家が、低回転域を分担する「スーパーチャージャー」を早めに遮断すれば、抵抗が減り高性能が得られると考えました。
実際は、抵抗よりも効果の方が大きかったのです。
そこで「スーパーチャージャー」の守備範囲を広げ、設定したのが「競技用専用部品」なのです。
「スーパーチャージャー」作動時は本来ランプが点燈しますので、守備範囲の変更がバレテしまうのです。
そこで賢い輩は、点燈しないようにしたのです。「このランプは、消燈し易い」とのデマと共に・・・。
本来、混合比・点火時期の変更は、然程性能向上には貢献しません。
このMA09ERTは性能向上の技をたくさん持っております。これが魅力と言う方もおります。
しかし、誤った制御変更は間違いなく寿命を縮めることをお忘れなく・・・。