運転免許試験での出来事 4 30日   http://www7.ocn.ne.jp/~yandm/   

先日、「CART チャンピオンシップ シリーズ第3戦・もてぎ」のテレビ放映を見ていたら、本選前に女子大生タレント、真鍋かおりの運転免許取得の経過を放送していた。免許取得時の自分とダブらせて懐かしく観ていた。そうしたら、過去の忌まわしい出来事を思い出してしまったのである。

古い、本当に古い話で恐縮です。今から20数年も前の話である。東京の自動車教習所に入所し、仮免学科・実地、卒検学科・実地試験すべて満点の私は教習所から「開所以来、数人しか輩出していない」と賛辞を頂きました。教習所は最短にして卒業出来、実地試験は免除となった訳です。

出来事は東京・府中の運転試験場・公安委員会の本検にて起こったのです。私自体前夜の深酒と睡眠不足は記憶にありました。受験番号確か 1136番か1163番だったと記憶しています。ひとつの机に3人掛、私は中央に、左右の受験者とは問題用紙の色が赤と青に色分けされていた筈です。試験を早々に済ませ、寝不足解消行為に突入しておりました。試験終了後、僅かの時間で結果が判明したと思います。マークシートの奔りだった様な気がします。受験番号が呼ばれたら不合格とのこと、順番に呼ばれ、自分の受験番号を通過したので、安心して寝ておりましたら、最後に試験官が私の受験番号を呼んでいるではありませんか。全員の前で点数を公表されたと思います、「100問中57点、最低です、勉強してから来る様・・・」にとか、その様なニュアンスでした。

100問中90問正解が合格でしたから確かに最低でしょう。

この世に生を受け、「試験」に落ちたのは自動二輪の試験位のものである。またあの悪夢の再来か?

確かに速記者の如く問題を斜め読みし処理した。解答欄がずれていた?等々不安がよぎる。

今考えると、試験官が一部始終を観察していたとすると、驚異的速度での解答と爆睡、採点するまでもないと思うでしょう。

自信満々の私は、試験官と事務所に行き、問題用紙の色と自己採点96点の話しをした。再採点を希望したが、「その様な事例がないので出来ない」の一点張り。押し問答の末、再採点となり、結果95点となり合格となった。

形勢逆転、この心理的苦痛の代償はと思ったのであるが、担当試験官が事の重大さに「公表されては辞職しなければならない、家庭崩壊です」と泣き出してしまいました。この担当試験官、上司、所長が土下座をして謝罪。普通であればこんな光景、一生に一度も体験する事はないと思います。この時は、新聞社にでも売ろうかと考えました、が間違いは誰にでもあることから寛大な処置、無罪放免としました。私の姿が見えなくなるまで、彼らは顔を上げる事はなかったようです。そして彼らはこの件を教訓に、過ちを繰り返すことが無かったと思っております。

本件、公表しないと自分で決めましたが、もうそれも今となっては「時効」でしょう。

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