ラジエターキャップ考察 6月 4日 http://www7.ocn.ne.jp/~yandm/
これから夏季になり、高性能車をお持ちの方は、耐熱対策を心配されているのではないでしょうか。
エンジンから見る、理想水温・理想油温があり、一般ユーザーが思っている以上に高い温度にあると言えると思います。
メーカー指定項目だけを実行していれば、心配する事はありません。とは言え、異常現象に気付く事は必要です。性能低下・臭い・音等々、兆候は様々に発信されます、その場合の対処により被害額が大きく相違します。
ふと富士山頂の沸点は100度ではないと言うことを思い出しました。
ご存知の様に気圧が低い為に、沸点が低い即ち低い温度で沸騰してしまうと言うことです。沸騰してしまいますともはや「冷却水」としての機能を果たさなくなります。これは一般的流水冷却に言えることです。
そこで車の場合、逆に強化ラジエターキャップ(開弁圧を上げたもの)を使用するとどうなるであろう。
当然高温側で有利なのは想像できる、簡単に言えばオーバーヒ−トがし難くなるであろう。
それ以外に低温からの温度上昇の仕方に興味がある、同じ熱量に対し温度上昇が同じであれば、早期暖機の点からも弊害がなく、オーバーヒート対策に効果ありと言う事になるのである。この解析は自然科学専門家に任せるとして。
昔ヤマハの二輪レース関係者から、オーバーヒート対策に協力を求められた時に、暗に強化ラジエターキャップを推奨したことがある。GT-R用だったかZ用だったかがジャストフィットし、テストの結果好成果が得られ、大量に部品調達した記憶が残っている。
「グループC」カーの実績ならあるのですが、参考になるかな?
たくさんの理論があるが割愛し、結論だけ申し上げます。
冷却水理想温度80〜85℃、それに対し油温は10〜20℃高くなる、従って油温は90〜105℃になる。
潤滑油に混入した燃料を揮発分離させる為には、油温は100℃以上が望ましい。これらを確保する為に、どれだけの苦労をしたことか。
一般市販車とは、前提条件が全く異なる事をお忘れなく、あくまで参考です。