エンジンオイル考察 6月 15日 http://www7.ocn.ne.jp/~yandm/
スポーティカーをお持ちの方は、エンジンオイルに拘りを持っておられるようであるが、どれだけ理解しての事か再考してみよう。
5月30日の「社外品考察」の中にも、エンジンオイルについて書いてはいるのですが、補足の意味も込めて再度考えます。
スカイライン GT-Rを例にとって話しをしてみます。ご存知の様に、ツインターボチャージャー仕様であります。
マルチグレードオイルが一般的になってきました。メーカー指定は「日産 ターボ X」の10W-30かと思います。
その表示の意味は、「10W」が低温側の性能、「30」が高温側の性能を示しております。この条件の範囲を超えた場合、低温側はグリースの様に固まってしまい、高温側はサラサラになり、いずれの場合も適正なオイルの性能を期待できないことになる。
それは、エンジンにダメージを与えることに繋がるのです。
オーナーのSさんは、「エンデュランスの 10W-50」を使用していると仮定します。メーカー指定に対し、低温側は同じで、高温側のみ相違します。
これだけの違いでも、走行性能には差が出ます。
その理由は、ターボチャージャーのシャフトを保持する方法として、オイル中に浮かせるフローティングとボールベアリングタイプに大別できますが、何れの場合もオイルの粘度が大きく影響します。
それはベーンの回転数が1分間に10万から15万回転する為に、オイルの抵抗が大きく影響するのです。
ベーンの回転が悪くなり、加速性能が悪くなると同時に、アクセル オフ時の減速感が大きくなります。
車全体が重く感じられる筈です。恐らくは燃費も悪くなるのではないかと判断します。
余程のフルチューンでもなければ、純正で充分と判断しますが、心配であればインターバルを早めにする方が正解かと思いますよ。
フル定員乗車時と自分だけの時の加速性能の差以上を痛感する筈です。折角の高性能車をデチュ-ンして乗るこたぁないと思いますよ。
社外品考察にも書いておりますが、サーキット走行等の特別走行条件は加味しておりません、念のため。
ある外国オイルメーカーの日本総代理店のキャッチコピーに「常にハイスペックのオイルを使えばいい・・・という訳でもありません。エンジン性能に見合ったスペック、ユーザーの使用状況に適したスペック、それぞれに適した高性能、その選定がポイントです」とある。
たくさんあるオイルの種類をコンビニの「お茶シリーズ」と表現するなんざ、私もいよいよ作家デビューか?