車体とエンジン 9月 12日 http://www7.ocn.ne.jp/~yandm/
車体とエンジンの関係を説明させて頂きます。
航空機の場合は顕著で解り易いかと思いますが、新開発車体に新開発エンジンは搭載しません。
その理由は、リスクが倍になるからです。
航空機の場合は、小さなトラブルが墜落に至り、即人命に関る事故になるからです。
これは、航空力学の権威である方からの「教え」でもありました。
車の場合も同様の事が言えます。
もし、新車体に新エンジン搭載の新型車が発売されたとしたら、そのメーカーの開発力・資金力を褒め称えて宜しいと思います。
通常は、新車体で従来のエンジンを搭載して新型車として発売されます。
その後「マイナーチェンジ」で、新開発の物に変更されます。
そのエンジン交代が最小部品の変更で済む様に企画設計されております。
その為、エンジンの「互換性」が出てくる事になります。
日産で言うなら、L型
と Z型 に互換性があるのはこの為です。
他には、A型 、
E型 と GA型 に互換性があります。
更には、国内仕様と輸出仕様で搭載エンジンが違っている場合があります。ダットラの
輸出専用エンジン L20B は、この理由から存在しました。
この理由のひとつとして、その国による税制区分があります。
他には、道路事情や要求性能もあると思います。
E15型 エンジンに、国内とサウジアラビア向けにターボチャージャー付がありました。
国内は性能追求の為でしたが、サウジアラビアは設定理由が異なります。
サウジアラビアは標高差が大きく、高地では空気濃度が薄く性能が出ない為にターボ付としておりました。
この様な条件でも使用可能な様に「高度補正装置」なるものが設定はされているのですが・・・。
余談ですが L型
エンジンは、多くの車種に設定されましたが、前側の足回りの機構により、コンプリートでの互換性が無くなります。オイルパンの形状・オイルストレーナーの位置の違いにより、オイル通路まで違ってくるのです。
今時 L型 にハマッている方は少ないとは思いますが・・・。