イトヨの里
 現在イトヨは園内で生息が確認されていません。園内での観察は現在できません
 水木交流センターでの展示も現在はメダカを買ってきて展示中です。間違わないようにしてください。
イトヨの里泉が森公園 イトヨの里泉が森公園
泉が森公園の原水である『泉が森湧水』は、平成の名水全国百選に選ばれる。
(下記参照)
認定書 泉が森湧水
環境省の「平成の名水百選」に、茨城県内から日立市の『泉が森湧水』が選ばれました。
泉が森湧水はJR大みか駅から徒歩約十分の市街地にあり、泉神社の一角から湧出ています。
湧水周辺は希少淡水魚のイトヨが生息し、【イトヨの里泉が森公園】として整備されています。
イトヨの生態について
イトヨ(陸封型)は関東地方では、栃木県大田原市と茨城県の泉が森公園に生息しています。
イトヨは体長5〜6cmのトゲウオ科の魚で、背中や腹に鋭い棘を持っています。
一生を淡水で過ごす陸封型と産卵期以外を海で過ごす降海型に分けられます。
泉が森公園のイトヨのような陸封型は、きれいな湧水(水温約15度C)のある限られた場所にし
か生息しません。食性は、肉食性で水生昆虫などを餌としています。雄は、池の底に水草片な
どを集めて鳥の様に巣を作り、雌に対して「ジグザグダンス」と言われる一種の求愛行動をと
って巣穴の中へ導き産卵させます。産卵後、雄は稚魚が泳ぎだすまで子育てに専念します。
泉が森公園のイトヨについては、正確な記録がないので、いつの頃から棲みついたのかは知
られていませんが、少なくとも半世紀前には生息していたことが確認されています。
          (イトヨの里 泉が森公園)パンフレットより
イトヨの雄