季節のエッセイ

4月  6月

                           

5月31日(金)

 生まれ故郷の大阪・門真を訪問のため関西に来ている。宿は京都。従って、京都御所を拝観。

 

  真中の写真の橋の左側で掃除。    典型的な日本庭園。        畏くも恐れ多くも我が家のモッコクも似たような

  平たく言えば、ドブさらい。                         ものだ。京都御所でも同じ葉っぱだ。

5月29日(水)

 日立市もやっとゴミ有料化に進むことになった。となりの常陸太田市はかなり前から実施している。先日の最後の粗大ゴミのときは集積所がかなりの大山になったらしい。

 一昨日、常陸多賀駅前で5〜6人の男子高校生がたむろしていてその中のひとりが飲んでいたジュースの空き缶を道に捨て踏み潰した。注意できない自分が情けない。

 初めてアメリカに行ったとき、ビールの空き瓶をベッドサイドに置いておいたら掃除はきれいにされていたのに帰ってきてもそのままになっていた。翌日はくず入れに捨てたら、処分されていた。ようするに空き瓶・空き缶は店にもって行けば金になるので捨てる意思を見せない限り、掃除婦は勝手に処分しない。ペットボトルなどもホームレスがゴミ箱を漁っていた。

5月26日(日)

 一昨日の夜、ホトトギスの声を聞いた。何という鳥だっけかなと思っていたら、昨日の早朝ラジオで放送していたのがこの声だった。渡り鳥なんだそうだ。それも夜、飛びながら鳴くことが多い。

 今朝、庭で芝生に羽を休めている糸トンボを見た。手を伸ばしたら逃げていった。カメラをもっていなかったのが惜しまれる。

椎の木の花。蜜柑の花に似た芳香を放っている。秋にはドングリが・・・。

5月21日(火)

 掲示板に盛岡の気温は昔の水戸に近づいているのではという書き込みがあり気になって『理科年表』(丸善)を調べてみた。2002年発行のデータは1971年〜2000年の30年間の平均、1953年(昭和28年)発行の方は1921年〜1950年の30年間の平均したもの、ちょうど50年前の統計だ。但し、古い方は1月は最低温度の平均であり、8月は最高温度の平均をとっている。何か不思議だ。確か、気象観測は日に一回の場合は午前10時の記録を使うはず。

 測候所の所在地を示す地方区分に少なくとも1955年(昭和35年)までは理科年表に「東北地方」は無く、「奥羽地方」が使われている。「東北地方」が使われるようになったのはいつからなのだろう。

1.本邦各地の平均気温(本表は1921年−1950年の30年の統計である。太数字は最高、斜体数字は最低の値を示す)

地 名

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

大 阪

4.1

4.4

7.3

13.0

18.0

22.0

26.6

27.6

23.6

17.4

11.7

6.8

東 京

3.2

3.1

6.4

12.2

17.4

21.5

26.0

26.8

22.7

16.1

10.4

5.4

水 戸

1・7

2・3

5.2

10.9

15.3

19.0

23.4

25.8

21.1

15.1

9.6

4.2

宇都宮

−0.5

1.3

4.6

10.7

15.6

19.6

23.9

24.9

21.0

14.7

8.6

3.1

仙 台

−0.4

1.0

3.1

8.7

13.7

17.7

22.2

23.9

19.8

13.7

8.0

2.2

宮 古

−0.8

−0.6

2.3

8.1

12.5

16.0

21.1

22.8

18.8

12.8

7.4

2.0

盛 岡

−3.2

−2.8

−0.7

7.3

13.0

17.4

21.8

23.2

18.1

11.3

5.4

−0.5

 

2.気温の月別平年値(℃)(1971年から2000年までの平均値)

地 名

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

大 阪

5.8

5.9

9.0

14.8

19.4

23.2

27.2

28.4

24.4

18.7

13.2

8.3

東 京

5.8

6.1

8.9

14.4

18.7

21.8

25.4

27.1

23.5

18.2

13.0

8.4

水 戸

2.8

3.3

6.3

11.8

16.3

19.6

23・2

25.0

21.4

15.7

10.2

5.1

宇都宮

2.1

2.8

6.2

12.1

16.8

20.3

23.8

25.3

21.4

15.7

9.7

4.4

仙 台

1.5

1.7

4.5

10.1

14.9

18.3

22.1

24.1

20.4

14.4

9.1

4.3

宮 古

0.2

0.3

3.0

8.7

13.1

16.0

20.0

22.2

18.6

13.1

7.7

3.0

盛 岡

−2.1

−1.6

1.8

8.4

13.8

18.2

21.8

23.2

18.3

11.8

5.7

0.8

 

 盛岡の気温が50年前の水戸の気温に近づいているとは言えないにしても、確かにこの50年の間に各地の平均気温は1℃くらいは上昇している。エネルギーに換算したら膨大な値ではある。

 戦時中は、天気予報はなかったということだが観測は続けられていたのだ。そのことに感動した。

 

5月18日(日)

   

葱坊主(直径10センチ位)(諏訪町3丁目)       麦秋(諏訪町2丁目)

5月10日(金)

早くも田植えが終った(水戸−勝田)〔緑色は休耕田〕

5月6日(月)振替休日

   

こりゃダメだ、枯れヒノキ。     根本の皮をはがせばこの通り。       モッコクの新芽。

5月5日(日)こどもの日

 連休は土手の草刈やらコスモスの植え替えで過ごしている。草刈をしていて気に入らないのはライターやジュース・コーヒーの空き缶が捨てられていること。飼い犬をブラッシングするらしく、動物の毛が大量に放置されているのも気持ちが悪い。

 ヒノキが枯れた。太さ10センチくらいの根本を見ると、アリが巣食っている。高鈴山方面の杉林で自然に生えたと思われる20センチくらいのを採ってきて植えたものだった。ナタで下枝を払っておいたがそのうちに切り倒すことにしよう。

51日(水)

 近所のEさんが土手のキバナコスモスを播いた場所を知らせに来たという。せっせと草を刈ってくれてありがたいのだが、菜種が熟すのは待って欲しかったナァ。