1.澳津説神社  (日高町)
2014,7.17参拝

日高交流センター、日高体育館の隣り、鬱蒼と茂る樹木の中にある。

祭神
事代主命(ことしろぬしのみこと)  宇賀御魂命(うかのみたまのみこと)

由緒
天文13(1544)年京都伏見稲荷神社の分霊を権現山へ鎮齋した。
元禄7(1694)年徳川光圀の命により、日高村の鎮守となった。

立地状況
傾斜地、拝殿まで石段を登る。駐車場あり。

入口の鳥居

拝殿

扁額

本殿

神楽殿


2.蚕養神社  (川尻町)
2014,7.19参拝

国道6号線と十王川が交わる海側にある。目の前に川尻海水浴場があり、境内から十王川、国道6号線、川尻漁港が良く見える。

祭神
稚産霊命(わしむすびのみこと) 宇気母命(うけもちのみこと)
事代主命(ことしろぬしのみこと)

由緒
伝説によれば天皇7代孝霊天皇の時代に蚕養浜沖に神影が現れ、当時の里人が社を上子山に建て、日本最初の蚕養の祖神として奉ったという。
日本武尊が東征の折、戦勝を祈願したとも伝えられている。

立地状況
傾斜地、鳥居をくぐって拝殿まで石段を96段登る。かなりきつい。 駐車場はないがスペースはある。国道6号線沿いのためくれぐれも注意が必要だ。

扁額(こかいじんじゃと読む)

入口の鳥居

参道の石段

拝殿

本殿


3.種殿神社  (田尻町)
2014,7.17参拝

国道6号線「山下町十字路」から十王方面に向かう県道10号線沿い。 スーパーカスミから300m十王方面に進んだ左側にある。

祭神
大己貴命(おおなむちのみこと)

由緒
大永5(1525)年、発祀された記録がある。平成9(1997)年6月不審火により拝殿が全焼したが、平成14(2002)年5月再建した。

立地状況
傾斜地、駐車場なし。鳥居をくぐり石段を57段登ると拝殿に着く。

入口の鳥居

鳥居と拝殿

扁額

本殿


4.秋葉神社  (小木津町)
2014,7.17参拝

種殿神社から十王方面に300m進み右側、キリスト教教会の隣りにある。境内の右側には田尻公民館がある。
神社の背面100mの所に、日高小学校の前身である「発蒙舎」があったという碑が境内に立っている。

祭神
軻遇突智命(かぐつちのみこと)

由緒
享和年間(1801〜04年)村内に火災がしばしば発生したため、遠州秋葉の大神を勧請して創建した。

立地状況
傾斜地、駐車場なし、境内脇にスペースあり。石段を62段登ると拝殿に着く。


入口の鳥居

拝殿

本殿


5.塩釜神社  (日高町)
2014,7.17参拝

田尻浜、南静公園の一角で、松林に囲まれた所にある小さな神社である。

祭神
塩土翁命(しおつちのおじのみこと)

由緒
不詳

立地状況
平地、駐車場なし。


鳥居



6.富士神社  (小木津町)
2014,7.17参拝

日高小学校前交差点の信号を北(日高中学校方向)へ進み200m、道路沿い左側にある小さな神社。

祭神
木花開耶姫(このはなさくやひめ)

由緒
享保5(1720)年鎮齋したと伝えられている。

立地条件
平地、駐車場なし。路側帯に止める。




入口の鳥居



7.薬之神社  (小木津町)
2014,7.24参拝

常磐道日立北IC近くにある、永井ひたちの森病院から山側に進み、常磐道下のトンネルを抜けた常磐道の西側にポツンと建っている。

この神社を探すのにずいぶん苦労した。
地元の人に2回道を聞いたが辿り着けず右往左往しながら、畑で農作業をしていた年配のご婦人に改めて尋ねてみた。

しばらく考え込んで「目標物がないからうまく説明出来ないので、自分の車を出すから後について来てほしい」とわざわざ自宅から車を出して案内していただいた。なるほど分かりづらい場所だった。大感謝です。

祭神
大穴弁遅命(おおあなむぢのみこと) 少彦名命(すくなひこのみこと)

由緒
応永年間(1394〜1428年)の創祀で、神域内に霊泉が湧出し薬効ありとされていた。

案内いただいたご婦人の話では、常磐道の工事が始まった頃から泉に異変が生じ、瞬く間に枯渇してしまったとのことである

立地状況
平地、駐車スペースはふんだんにある。車の往来はほとんどない。


鳥居

拝殿

枯渇した泉


8.北野神社  (砂沢町)
2014,7.19参拝

県道10号線を日立北ICから十王方面に進み、ザオーシャンゴルフ場入口の次の信号を左折、砂沢公民館の側を通って山側に進む。常磐道の東側下の森の中にある。

祭神
菅原道真公

由緒
延文5(1360)年創立。神体木造、高さ8寸の肩に「延文5年12月22日、良心作」の銘がある。天文5(1536)年拝殿、屋根ふき替えの記録もある。

立地状況
傾斜地の中の凹地、駐車場なし。路側帯に止める。石段を12+8段下ると拝殿に着く。

入口の鳥居

拝殿

本殿


9.天満宮  (折笠町)
2014,7.19参拝

豊浦小学校の隣りにある。

祭神
菅原道真公

由緒
応仁元(1467)年同郡友部山城主が菅公の神像を城中に奉祠し、後に神域を定め奉祠した。
元禄年間(1688〜1704年)水戸光圀の命により折笠の鎮守となった。

立地状況
平地、駐車場はないがスペースはある。


参道

拝殿

扁額

本殿


10.館山神社  (川尻町)
2014,7.19参拝

国道6号線と十王川が交わ西側にある。入口に「聖徳太子」と刻まれた大きな石碑がある。

祭神
大山祇命(おおやまづみのみこと) 伊弉册命(いざなぎのみこと)

由緒
田中郷国井浜松見内に鎮齋してあったものを、嘉応元(1169)年蚕養領の内宮本に遷配した。

立地状況
傾斜地、駐車場はないがスペースはある。
鳥居をくぐり石段を93段登ると拝殿に着くが、息がはずむ。拝殿の背後に豊浦中学校の体育館が見える。

入口の鳥居

長い石段

拝殿

本殿


各神社の祭神、由緒は神社で入手したパンフレット、境内設置の案内板及び記念碑などの碑文、『茨城県神社誌』(昭和48年、茨城県神社庁発行)に拠った。

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