講演会および学習会(平成21年度)
  
     1.ビデオ学習会「私の声が聞こえますか−植物状態からの帰還」
 生と死を考える会では12月6日(日)にビデオ「私の声が聞こえますか−植物状態からの帰還」を見ながら学習しました。
 脳に電流を流し刺激することで回復を図る治療や、最新のリハビリでケアする様子を見て驚くと同時に、希望を失わず懸命に患者を支える家族に、大きな感動を覚えました。全く体を動かすことができなかった少女が、ちいさなハートマークを描き、ミニピアノで「蛙の歌」を演奏するのを見て、最新の治療法に感心すると同時に、絶対にあきらめない家族の強さと愛の素晴らしさを見せてもらいました。
    
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     2.学習会「自宅で母を看取り感じたこと」
 生と死を考える会では、5月31日(日)に11名が参加して学習会 「自宅で母を看取り感じたこと」を開催しました。講師は日立総合病院看護師の北川和江さんにお願いしました。 北川さんは実母が亡くなるまで、約1年間自宅で介護された経験を発表されました。 お母さんは亡くなるまでお元気で居間で過ごされました。この間ご家族、お孫さん、友人とコミュニケーションをとられながら 過ごされました。亡くなるまでには一般的に、全人的な苦痛、@身体的苦痛(痛み、日常生活の支援など)、 A社会的苦痛(仕事、経済、家庭内の問題など)、B精神的苦痛(不安、いらだち、孤独感など)、 C霊的苦痛(人生の意味、価値体系、死の恐怖など)があるそうです。発表後は、参加者も多数共感する点が多く、 いろいろな話題に盛り上がりました。
    
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     3.桜を観る会
 4月12日12名が参加し、十王パノラマ公園で桜を観る会を開催しました。
 ここ数日の暖かさで丁度見ごろになった桜の下で、お酒、寿司ほか持ち寄られたご馳走に舌鼓を打ちながら、自然に「生と死を考える会」らしく 「おくりびと」や介護の話題に盛り上がり、ユーモアに溢れた楽しい一時を過ごすことができました。桜の花びらも祝うがごとく、舞い落ちる優雅な一時でした。 最後は「四季の歌、りんごの歌、夏のおもいで」等童謡を合唱し楽しい中、散会となりました。
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