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イラストはせがわ修平 奮闘記
■ 2003年6月 主な活動
1日 知人告別式
2日 都市対抗野球 県予選応援
3日 高萩土木事務所管内事務事業ヒアリング
4日 民主党県連 調査委員会
5日 第2回 定例県議会開会(本会議)
橋本知事へ要望
6日 日立労組日立支部 地域対策局会議
電機連合 50周年記念レセプション
7日 民主党県連 研修会
県政報告会
8日 知人告別式
9日 民主党 ヒ素汚染調査 【詳細記事へ
10日 本会議(一般質問)
11日 本会議(一般質問)
12日 保健福祉委員会
13日 議事整理
14日 民主党 全国幹事長会議
16日 連合茨城 街頭宣伝
17日 連合茨城 政策懇談会
18日 第2回 定例県議会閉会(本会議) 【詳細記事へ
19日 連合茨城 三役会議
日立労組日立支部 評議員会
サイクルユニオン東海支部 定期大会
20日 民主党県連 調査委員会
21日 全ての障害児の幸せを守る親の会
県政報告会
23日 日立労組日立支部 地域対策局会議
民主党県連 調査委員会
24日 日立市叙勲受章を祝う会
25日 保健福祉委員会 県内調査
26日 日立グループ議員団研修会
27日 電機連合 議員団会議
28日 電機連合 議員団研修会
29日 日立市環境フェア
30日 大田楽等交流 日立市支援協議会総会
三党幹事長懇談会
民主党 ヒ素汚染調査
 6月9日 神栖町でのヒ素汚染調査のために民主党本部より調査団が入った。
 飲用井戸より基準値の450倍の濃度のヒ素が検出され、住民の皆さんの被害が深刻であることから、町、県、国が一帯となった調査と対策が求められていることから実施された。
 調査は1.岡野町長はじめ神栖町執行部からのヒアリング、2.青塚代表はじめ被害者の会の皆さんから事情と要望を聴取、3.高濃度のヒ素が検出された井戸周辺の現地調査という順番で実施されたが、おおむね要望については下記。
@ 国の早急な対応については一定の評価
A 被害者の会との窓口一本化
B 情報開示の徹底
C 徹底的な原因究明と国の補償
D 国の救済策の即実効化

 これをうけ、調査参加者間で国、県などの役割りを分担し、今後 力をあわせて早急、恒久な対策が出来るよう努力することにした。
 私はこの調査をもとに6月12日の県議会の保健福祉委員会において「徹底的な原因究明と国の補償」について強く国に対して県は要望をすべきであると強く主張しましたが、それをうけ、6月19日保健福祉委員会の代表が環境省などに要望活動を行い、私の主張が早速実行に移されました。


[ 岡野神栖町長はじめ町関係者からヒアリング ]


[ 被害者の会の皆さんから要望を受ける ]


[ 現地調査 ]

第2回 定例県議会閉会
 6月18日 第2回 定例県議会が閉会した。
 通常、第2回 定例県議会は当初予算が決定した直後で補正予算もなく、最も自由な議論が出来る定例議会のはずだったが、今回は暴力団の忘年会に出席した議員に対してどうやって県議会としてけじめをつけるかそれに終始した定例議会だった。
共産党から議員辞職勧告が提出される状況の中で、2つの公職を辞任するだけでは済まされる問題とは思わず、私は「この問題は単に1議員だけの問題としておくのではなく、県議会全体として暴力団と1線を画すことを約束する、いわゆる政治倫理の確立をはかる必要がある」という主張を一貫して述べてまいりました。最終日には下記のような「政治倫理綱領」の遵守に関する決議が全会一致で可決されましたが、今後とも皆さんから負託を受けたものとして恥ずかしくない行動をとるようにしていきます。


「政治倫理綱領」の遵守に関する決議


 本会議においては、平成6年6月16日に、県議会が本来の機能、役割を十分果たし、議員それぞれが県民の疑惑を招来することがないよう自らを戒め、県政に対する信頼を確保していく決意を明らかにするため「政治倫理綱領」を定め、政治倫理の確立に努めてきたところである。

 しかるに、最近一部議員の暴力団関係者との交際が報じられ、県民の信頼を著しく損なう結果となっている。これが事実であるとすると、「政治倫理綱領」にもとる行為であり、極めて遺憾である。

 県政の健全な発展は、県民の議員に対する揺るぎない信頼があってはじめて成し遂げられるものであり、そのためには議員の高い倫理観と見識が不可欠である。

 よって、本会議は、県民の負託に応えるべく、「政治倫理綱領」遵守の徹底を図り、県民の信頼回復に全力で取り組むことをここに決意する。

 以上、決議する。

   平成15年6月18日

茨城県議会



政治倫理綱領


 政治倫理の確立は、県政発展に向けての全ての議員活動の大前提である。
 われわれは、かかる認識のもとに県政の信頼回復及び汚職と腐敗の防止に対処するに当たり、決意を新たに議会本来の使命の達成に努めなければならない。
 ここに、県政の健全な発展と厳正な議会の運営に資するため、政治倫理綱領を定める。

われわれは、県民の信頼に値するより高い倫理的に義務を自覚し、政治不信を招く公私混同を厳に戒め、清廉を持すよう務めなければならない。
われわれは、汚職と腐敗の再発防止を図るため、議決に際しての審議・審査の充実や調査権限等の積極的活用など、議会権限の適切な行使に意を用いなければならない。
われわれは、時代の要請を先取りできるよう常に政策の研究と高い見識の涵養に努めるとともに、議員活動に際しては、名誉と責任を重んじ、よりよい明日の生活を願う県民のために積極的に活動しなければならない。
われわれは、県民の代表として、全体の利益の実現をめざして行動することに心がけ、いやしくも特定の利益の実現を求めて公共の利益を損なうことがないよう努めなければならない。
われわれは、政治家として常に自らを正し、いやしくも県民から政治倫理に反すると指摘されるようなことがないよう努めなければならない。

   平成15年6月16日

茨城県議会

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