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イラスト 今、考えていること
今、考えていること《2005年12月5日》
 少女誘拐殺人事件が続発している。
亡くなられたお子さんのご両親のことをおもうとお気の毒でしかたがない。御冥福をお祈りするとともに一日も早い犯人逮捕を願うばかりだ。
 学校の安全については、大阪府池田市の事件から監視カメラの設置などの対策をとったが、通学路については不特定多数の人が多すぎなかなか難しい。「皆んなの子、地域の子」という意識が必要であり、学校や警察だけではなく、家庭そして地域の連携のもとに子供たちを守っていかなければならない。
 本県で二度と同じようなことが起きないよう、今後教育庁などと議論を深めていきたい。
 一方、耐震強度擬装事件については、日本の国もここまできてしまったのかと全く情けないおもいだ。国家資格の一級建築士である姉歯氏には技術者としての良心のかけらもみられず、仮に建築士がごまかしたとしても、不正を見抜けない、そんな国の検査体制も何をかいわんやである。
 県内では姉歯氏の設計したものは1件だけで、しかも調査した結果、問題はなかったとしているが、他の設計者でも同じようなことが起きていないか気懸かりだ。
 性悪説にたった建築確認体制の抜本的な見直しが必要だ。県内でこのようなことがおきないよう対策を土木部にも求めて行きたい。
今、考えていること《2005年11月1日》
 知事選後初の定例県議会では南北格差が議論になった。つくばエクスプレスが8月24日に開通し、陽のあたる県南と活性化策が思うように効果を発揮しない県北との格差がますます際立ってきたように思える。県北山間部の活性化を模索してきたグリーンふるさと振興機構を今後どうするかという決断をせまられているが、たとえば、高萩市におけるゴミ処理施設の建設、北茨城市における市立病院の医師確保など、県民の命や生活の根幹に係わる部分で悩みがつきない。
 もはや国に頼っていれば、補助金などで何とかしてくれたという時代ではない。
 首長が中心になって街づくりをどうやっていくか、住民との協働を、県との役割分担をどうしていくか、全て首長が輪の中心になって県北振興策の基礎となる市の活性化策を議論し、その輪を広げていくことがまず県北の活性化にはまず求められる。県北における首長の役割り、責任は街づくりにとってますます重くなっている。首長選の際は責任をもって選択肢を提供出来るよう、今後積極的に関わっていきたい。
第44回衆議院選挙の結果について《2005年9月14日》
 第44回衆議院選挙が8月30日公示、9月11日投票で行なわれました。
今回の選挙は郵政民営化関連法案が参議院で否決されたことにより「郵政民営化の是非を国民に問う」という小泉首相の独断で衆議院が解散され、急遽選挙となったものです。
 我々民主党は郵政民営化のみを争点とすること、しかも参議院で否決されたのに衆議院を解散するという小泉内閣の暴挙に対し、年金等の社会保障や子育て支援など「もっと大事なことがある」として全国の小選挙区に289人の候補者を擁立するなど、政権交代を求める選挙戦を展開しました。
いわゆる、郵政民営化のみの小泉自公連立政権か、年金、子育て支援などの岡田民主党政権かの選択をせまりました。
 しかし、結果としては前回効果を発揮したマニフェストが一定のご支持を頂きながらも広がりをみせず、郵政民営化によってあらゆる改革が可能であるという期待感が民主党のひたむきな主張を上回り、民主党としては結党後初となるような厳しい選挙結果となりました。
特に、これまで民主党が強いとされていた首都圏をはじめとした都市部で議席を大幅に減らし、政権交代に向けて仕切り直しを迫られることになりました。
 県内では民主党本部の方針を受け、空白だった2区にも8月11日候補者を決定するなど、民主党県連として初めて7小選挙区全部に候補者を擁立し、県内においても政権交代をせまる選挙戦として自民党対民主党という判り易い構図をつくりました。また、連合茨城と民主党県連で衆議院選では初めての合同選対本部を設置し8月29日に選対会議を開催するなど前回以上の議席獲得をめざして闘いをすすめました。
しかし、選挙結果は全国的な傾向と変わらず、小選挙区第5区での1議席は死守できたものの、比例での議席を失うなど大変厳しいものになりました。
 今回の選挙戦で私は合同選対本部の事務局長として前半は県内をくまなくあるいたものの、後半は事前調査の厳しい結果を受け、3区と5区のテコ入れをした中で、特に5区に貼りつき、大畠候補の小選挙区での当選にむけて全力を傾注しました。
 第44回衆議院選挙では、民主党が目標としていた政権交代どころでなく、前回から大幅に議席を減らす惨敗という結果になりました。
民主党本部の声明通り、今後我々は国民の審判を厳粛に受け止め、自らの力量不足を含め選挙戦を厳しく総括し、全党挙げて党の立て直しをはかり「政権交代に再挑戦」して行かなければなりません。
そのためには、次の課題を克服しなければならず、今後の活動の中で党再生のために対策を立ててやってまいります。 
     (1)それぞれの選挙区での明確な戦略戦術化
     (2)地方版マニフェストの作成と、それを生かした広報
     (3)地方議員の擁立・育成とネットワーク化
     (4)党員の拡大と組織化
  
今、考えていること 《2005年8月1日》
 郵政民営化関連法案の参議院での審議状況によっては、衆議院の解散もと国会の雲行きが怪しくなってだいぶたつ。審議の山場は8月上旬といわれているが、総選挙の心構えをしつつも何やら割り切れない思いがする。
 郵政民営化問題は国にとって極めて重要な課題かも知らぬが、このことで衆議院を解散してもいいものか、何やら小泉政権とは我々の想いとかけ離れているところで動いているような気がしてならない。
 現在の状況からは即、総選挙とばかりは想えないが、「いざ鎌倉!」の時は政治を我々の手に取り戻すために政権交代が実現出来るよう汗をかいて行きたい。。
今、考えていること 《2005年7月1日》
 8月25日告示、9月11日投票の茨城県知事選において、多くの皆さんに民主党県連の対応について御心配を戴いたが、6月27日の常任幹事会で県連としての対応を決定した。
 知事選についてはこれまで党本部の「3期まで」という方針をうけ、県連として2月26日の定期大会で「本部方針を尊重する」ことを確認し、候補者擁立にむけ努力してきたが、残念ながら現在まで不調に終わっており、事実上断念せざるをえない。
 そのような中、橋本知事は6月7日に「産業大県」づくりを打ち出して出馬表明を行なったが、他はだれも名乗りをあげておらず、選挙戦は橋本知事と共産党候補の一騎うちが予想される。
 このような状況の中、民主党県連は選対委員会、常任幹事会の中で対応を議論してきたが、「党本部の方針を守るべき」とか「政策協定をして橋本知事を推薦すべき」など常任幹事、および選対委員の中で意見が分かれていた。
 橋本知事が出馬表明を行なった翌日の6月8日からは第2回定例県議会が開会し、我々民主清新クラブは知事選への対応を会派として断続的に協議したが、「積極的に推薦すべき」という声をはじめ全員が橋本知事を支援すべきという意見だったことから、日頃連携をとっている多くの支援者が推薦をしていることもあり、政策協定を条件に支持をすることに会派として決断した。政策協定としては我々が代表質問で最もこだわった「4期目となっても透明な県政運営をはかる」ことと「会派代表質問で取り上げた課題への誠意ある対応」「定期的な政策協議」の3点にしぼり、会期末の6月22日締結し、支持を決定した。
 この民主清新クラブの決定をうけ、6月27日開催した常任幹事会では知事選への対応について「自主投票とする」「県政の重要課題については関係部門と連携の上その都度是非を判断する」「民主清新クラブの決定を尊重する」の3点を常任幹事会で確認した。
 知事選への対応については、まだ選挙が終わっていないものの、これまでの対応で多くの課題を残した。党運営という面では多くの皆さんに御心配をおかけしたことを反省しているが、今後とも難しい課題が山積するなかで微力ながら汗をかいていきたい。
今、考えていること 《2005年6月1日》
 郵政民営化関連法案に対する民主党の審議拒否で、皆さんからお叱りをいただくことが多い。民主党の姿が見えないという中で、自民党と厳しく対峙するという党中央の選択が、昔と変わらず抵抗政党になりさがったのではないかと厳しい御意見をいただいている。
 現在、子孫の幸せのために解決をしなければならない課題が山積するなかで、国政が方向を決断しなければならない課題が数多く存在しているが郵政民営化の問題は、課題の中のごく一部分にしかすぎないと思う。
 国会は国民の声に応えて、最重要課題での論戦に集中するよう努力するべきだ。
今、考えていること 《2005年5月2日》
 今回は北欧のデンマーク、スウェーデン、フィンランド。午後9時まで明るく、もうすぐ夏の観光シーズンということだったが、ヘルシンキでは雪が降り、桜が満開の日本とは異なり寒い毎日だった。
 アメリカ型社会追随の日本のあり方について、見直しを求める声が多くなっているが、あらためて、住民ひとりひとりが自分のことを大事にしながらも、後世を気遣い、合理的な考え方のもとポリシーをもって生きている。そのようないい意味での頑固さを私に教えてくれたような気がする。教育、エネルギー、街づくり、福祉、環境、いづれの分野をとっても、効率ばかりを追求した便利になればいい、物質的に豊かになればいいといったファストライフよりは、心の豊かさを大切にするスローライフの大事さを我々は見習うべき必要があると想う。
 帰国後、JR福知山線での大惨事がおきたが、犠牲になられた皆さんのご冥福を心からお祈りするとともに、二度とこのような事態を引き起こさないよう、今回の北欧調査の意義を充分噛み締め今後の活動に生かしていきたい。
今、考えていること 《2005年4月4日》
 3月27日投票の北茨城市議選において、民主党は1議席増の2議席を獲得した。候補擁立が遅れ、短期間での闘いだったが、候補者の頑張りと多くの皆さんの御支援を戴き、きちんと結果を出せたのは地方の足腰が弱いといわれる党にとって、実り多き闘いだったと考える。
 一方、知事選については、現職の立候補表明が間近ではないかといわれるが、民主党としては、党本部で4期目以上の多選については禁じている以上、県連としても2月26日の定期大会で確認した「党本部の意志を尊重する」ということを変えるべきではないと考える。
知事の多選について 《2005年3月1日》
 第1回定例県議会の開会が例年より1週間程早く、2月はいつもの年以上に慌ただしかった。
 25日に本会議での代表質問、26日に民主党県連の定期大会、レセプションという日程だったが、代表質問を傍聴戴いた153名の皆さんや、定期大会、レセプションに出席いただいた皆さんには心から御礼を申し上げたい。
 代表質問の質問項目は下記の通りだが、代表質問、定期大会とも知事選に関する私の発言がマスコミをにぎわした。
 本会議の代表質問では「権力が集中する知事の任期は3期まで」という民主党本部の考えを述べるとともに、12年前に竹内前知事が逮捕されたという茨城の歴史的経緯から、多選の弊害を粛々と述べ、橋本知事の考えを質した。
 また、民主党県連の定期大会においては、知事選について「党本部の知事は3期までという方針を尊重する」という執行部提案が確認されたが、「知事選は現職の3期12年間をきちんと総括して決定すべき」と「現職の4期目は推薦すべきでない」という相異なる意見が出された。
 いづれにしても12年前の私にとって決して忘れられない事件をはじめ、茨城の歴史的経緯から、権力が集中する知事の多選については慎重でなければならないと考える。

平成17年第1回定例県議会 代表質問発言通告(クリック拡大画像へ)
[上記資料はクリックで拡大表示します]

写真 民主党定期大会にて

写真 本議会での代表質問
今、考えていること 《2005年2月1日》
 1月は各地で賀詞交換があり、多くの方々からたくさんのお話しを聞かせていただくことが出来るが、今年の一番の関心事は9月の知事選がどうなるかだ。 前回は、2月の第1回定例県議会において代表質問に応えて出馬表明をするというものだったが、今回は4期目いうこともあり、前回と比べてまわりの雰囲気が全く異なる気がする。私も党の県連幹事長という立場もあり、マスコミから取材をうけることが多いが、党県連としては知事選についてまだ議論しておらず、2月26日に開かれる定期大会での議案になるため、今後皆んなで議論していかなければならない。
 一方、今年はつくばエキスプレスが8月下旬にも開通する見通し。鉄道開業という大きな一歩が印される。つくばというブランドがこれから試されることになるとともに県としてあらためて、鉄道という媒体をつかった街づくりの優劣を東京をはじめとした近郊自治体と競わなければならない。
 あわせて鉄道が通る県南と、物づくり不況にあえぐ県北の差がますます拡大することが予想され、なんとかしなくてはという想いを人一倍強くしている。
 2月25日の代表質問で9月の選挙にむけて態度を保留している橋本知事の県北振興に対する考えを質していきたい。
新年のごあいさつ 《2005年1月1日》
政権交代の足場を地域で固めるとともに、安心して住める街づくりの実現にむけてがんばります。

 新年明けましておめでとうございます。
 昨年一年間の議会活動におけるご支援、ご協力に対しまずもって心から御礼を申し上げます。
 特に、七月の参議院議員選挙をはじめとした各種選挙においては、県議選、統一地方選、衆議院選と続いた一連の選挙のなかでも引き続き大きな成果を出していただきました。
  あらためて御礼を申し上げます。

 さて、昨年はアテネオリンピックにおける日本選手の活躍という明るい話題はあったものの、国民生活に重大な影響を及ぼす事件がたて続けにおきました。
 特に、新潟県中越地震では今なお住民生活に大きな支障が生じており、現地の厳しい被災状況を目の当りにすると「住民の生命と安全と財産を守る」という政治の原点が大自然の脅威の前ではいかに無力であるかを思い知らされました。
 そのような中、今、三位一体の改革に象徴されるように、真の地方分権をかち取るべく国と地方の激しいせめぎ合いが展開されています。
 私は今後ともまじめに一生懸命働く仲間の皆さんとの信頼関係を大事にしながら、政権交代の足場を地域で固めるとともに引き続き元気が出る街づくり、安心して住める街づくりの実現にむけて頑張ります。
 どうぞ引続いての御支援をお願い申しあげます。
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