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イラスト 今、考えていること
今、考えていること 《2006年11月6日》
 直面する3つの課題について意見を述べてみたい。
 1点目は福島県の知事が逮捕され、和歌山県の知事が辞任をした件である。
 地方分権をのぞむ私にとっては、公共事業の発注にからみ相次いで不祥事が起きていることは由々しき事態であり、岐阜県の裏金問題など、改革派と言われた知事が批判を受けていることは大いに問題だと考える。
 執行権のない議員に対し、強大な権力を持つ知事の多選の弊害は従来から指摘されてきた。本県では平成5年に辛い事実があることから、あらためて議会としての チェック機能が問われることの重みを考えて今後とも行動していきたい。
 そのような中、岩手県の増田知事が4選不出馬を表明した。民主党の小沢代表の地元であるが、その潔い態度に多くの惜しむ声があるとともに賞賛の声もあがっている。
 権力の集中が長期化すれば必ずや腐敗、衰退への道をたどることになる。多選の弊害をどうやったら防げるか、党人として議会人としてチェック機能をきちんとはたせるように努力したい。
 2点目はいじめ、単位逃れの問題から学校と教育委員会のあり方が議論になっている。ことなかれ主義、くさいものにふたをするという教育委員会と学校の閉鎖性が問題になっていると考える。
 いじめについては過度に学校、先生に期待することがより一層問題を深刻化しているような気がする。
 親として子供とどう向きあっていくか、先生をはじめとする学校とどうつき合っていくか、地域のコミュニケーションが不足するなかで、地域力でどうカバーしていくかなど、学校だけではなく我々大人がどうやって子供の教育のために皆なで立ちあがるか、それが問われている。
 このままでは先生が、学校が萎縮してしまい袋小路に入ってしまいそうな気がする。
 家庭力、地域力の再生と情報発信機能を高める学校、そしてオープンな議論の出来る教育委員会と各々が連携をもってすすめていくことが必要である。
 3点目は10月6,7日に低気圧の影響で日立市内の河川、海岸が大きな被害を受けた件について、被災された皆さんに心からお見舞い申し上げるとともに、11月2日に日立市議団の知事に対する陳情に私も同行したが、1日も早い復旧と恒久対策にむけてさらに努力を続けていきたい。
今、考えていること 《2006年10月3日》
 9月27日、第3回定例県議会の最終日、いつものように議案に対する採決態度を表明するわけだが、我々民主清新クラブは補正予算案に対し、賛成、反対の態度を表明せず採決態度を保留した。
 我々が一般会計(案)に賛成せず、異をとなえるのは極めて異例で地元紙も一面で大々的に報道したところである。
 なぜ我々が補正予算案に異を唱えたかというと、それは県住宅供給公社の支援のスキームに対し、まだまだ慎重に議論をしなければならないと考えたからである。
 住宅供給公社の558億円の債務超過に対し、毎年50億円以上の税金を10年間にわたって補填していく、こんな大事なことを決定するのにまだ県民に対し理解、納得されるよう県執行部は充分汗をかいていないと考える。
 1日も早く処理を急ぐため、この方法しかないんだと力づくで説明されても、銀行側の対応を含めての県民への説明にしては透明性、客観性に欠けていて、判断に足る情報が乏しすぎる。
 我々は橋本知事を支持している。このことには変わりはないが、それと議案に対する是々非々の議論は別である。
 今後9年間、当初予算案には住宅供給公社の支援として50億円の補助金が税金から投入されるという議案が第1回定例県議会毎に提案される。我々は12月に県民の皆さんに通信簿をつけていただき、そして来年から新たに負託を受けたものだけで会派が構成される。今回の経緯をふまえ、来年度以降の予算案に対する採決態度は新しい会派で議論すべきと考える。
今、考えていること 《2006年9月8日》
県住宅供給公社の支援スキームについて
 第3回定例県議会の最重要議案として、県住宅供給公社の支援スキームについて提案されている。
 県住宅供給公社はバブル期の用地買収、その後の販売不振により経営が困難な状態に陥っており、その処理が急務とされていたが、平成17年度決算では558億円の債務超過となっており、今後の公社継続が困難となっている。
 県としては10年間で558億円の債務超過を血税で解消しようというのが今回提案の支援のスキームであり、我々民主清新クラブとしては多大な負担を県民に強いることから、議案についての賛否は県民の皆さんの声を充分うかがい県執行部と充分議論してからと考えている。
 議会人として債務保証に賛成してきたことに責任を感じるとともに、県民に対してきちんと説明責任を果たすべく、現在も県執行部からの説明聴取を続け、議案調査を継続しているが、県執行部からは「きちんと説明し、県民の理解を得よう」という姿勢は感じられず、淡々とした事務的な県執行部の説明に今現在議案に対する賛否を決めかねている。
今、考えていること 《2006年7月1日》
 本年12月に行われる県議選の定数について、6月16日の第2回定例県議会最終日に決着した。
 定数は現状維持の65、つくば市を1増の4、古河市を1減の1とするものである。
 県議選の選挙区と定数については、平成16年第3回定例県議会で「市町村合併前の4年前の選挙区」で行うことが決定していた。(我々民主清新クラブは公明党と共同提案で「市町村合併後の新しい選挙区で行う」ことを主張していたが、自民党等の反対多数により否決された。)
 我々は今でも市町村合併後の新しい選挙区でやるべきと考えており、連合茨城より同じような主旨での請願が出されていたが、半年後に選挙を控えている状況の中では、いかに昨年10月に行われた国勢調査の結果を反映させて格差を是正するかであり、上記のような提案が自民党からあったのをうけて最終的には賛成にまわった。ただし、従来のように共同提案者には名前を連ねず、連合茨城からの請願は引き続き継続審議となった。
 いずれにしても、年末の県議選の定数は事実上確定し、いよいよ県議選にむけての動きが本格化するが、我々民主党として2ケタ以上の議席が確保出来るよう、まず候補者擁立にむけて引き続き努力していきたい。
今、考えていること 《2006年6月7日》
 通常国会がもうすぐ会期末を迎えようとしているが、重要案件を充分議論して決めるのでもなく、会期を延長するのでもなく、教育基本法をはじめとする重要法案に対する小泉総理の熱意が感じられない。
 もはや二極化がすすむ国民の暮らしをなんとかしようというのではなく、閉会後の総理大臣としての外遊をどうやってやろうかということに頭が切りかえられており、注目は9月の自民党総裁選での森派内における安・福対決にうつっている。
 いったい小泉政権の5年間は何だったのだろうか。昨年の9月の衆院選で圧勝したそのことについて小泉総理はどうやって国民の期待に応えようとしているのか私にはさっぱり理解出来ない。
この閉塞感を打破するためには何としても政権交代が必要であり、直近の国政選挙である来夏の参院選とその前哨戦である県議選で民主党は躍進しなければならない。
 6月5日から県議会では第2回定例会が開会しているが、国会と異なり、 なんとか県民の期待に応えられるよう努力していきたい。
今、考えていること 《2006年4月28日》
 4月23日の千葉7区の補欠選挙において、民主党候補が大接戦を制した。3月31日の前原代表の辞任、4月7日の小沢新代表就任以降、党にとって最初の試金石としてマスコミの注目を浴びたが、小沢代表や菅代表代行、鳩山幹事長をはじめとして相次いで国会議員が現地入りをし、自民党との総力戦に僅差ではあるが勝った。
 民主党として、小沢代表を中心に挙党一致体制をとって総力を結集すれば、小泉自民党政権の光と影の政策を良しとしていない国民の期待に応えられるということであり、今回の選挙の取組みを大事に一致結束して後半国会に臨んでもらいたい。いづれにしても、12月の県議選にむけて、これから候補者の擁立、政治スクールの開催等県連としても精力的に取組みをすすめていくが、県民の期待に応えられるよう大畠代表を中心に挙党一致体制でやっていきたい。
今、考えていること 《2006年4月3日》
 偽メールに端を発した民主党内の騒動で皆さんに御迷惑をおかけして約1ケ月以上になるが、この間の一連の問題について心から皆さん方にお詫びをしたい。
 ようやく3月31日永田議員の辞職願が出され、前原代表が辞任し、4月7日に代表選を行うこととなった。
 小沢さん、菅さんの名前がとりざたされているが、話合いにしても、選挙にしても挙党一致体制をとることが、今後の党の、日本の政治のために重要と考える。
 いづれにしても茨城では12月の県議会議員選挙が我々にとっては最重要課題のため、しこりが残らず挙党体制をとれるよう、民主党の、2大政党制の、政権交代の旗のもとに全員が役割分担をしつつ、ひとつになって結集すべきだ。 
今、考えていること 《2006年3月3日》
まったく情けないことになってしまった。永田議員と党本部に対する憤りとともに、県民の皆さんには、永田議員のメール問題発言に端を発したこれまでの党本部の混乱について、心からお詫びを申し上げなければならない。
 民主党員として約10年間、皆さん方に日本の政治における2大政党制の必要性と民主党への御支援をずっとお願いしてきたが、これまでもいろいろなトラブルがあったが、今回ばかりはなんとも言いようがない、情けない思いである。
 私の16年間議員活動の経験からいうと、今回のトラブルは永田議員個人の国会議員としての資質の問題だ。公の場で個人の名前を出して追求するということはどういうことか、議会人として常識のある者であればわかるはずであり、それが過ちであれば、国会議員として出処進退を明らかにすべきで、ましてや比例区として党の名で負託を受けているのであれば、執行部はそのように指導すべきだ。
 永田議員の発言を擁護しつづけた前原代表をはじめとした執行部の発言も理解に苦しむ。前原代表は代表選で僅か2票差で、しかも地方の声を反映せずに選出されたのだいうことを謙虚にうけとめるべきだ。なかよしクラブの体制を改め、老壮青のバランスのとれた挙党一致体制に改めるべきだ。
 地方で必死に汗をかいている党員がいることを党本部は充分に認識し、地方の現場の声をよく聞いて、あらためて民主党結党の原点にかえって謙虚に地方の声に耳を傾けて行動すべきだ。
今、考えていること 《2006年2月6日》
1月もあっという間にすぎ、新年会もあと少しとなってきたが、新年会の話題は「茨城県内の南北格差」と「年末の県議選」が多かった。
 年末に実施される県議選においては、定数を含めた選挙区割りについて各方面での動きが出てきた。昨年末に国勢調査の人口について速報値が出、一昨年9月に決定された選挙区割りで行うと、一票の格差が4年前より拡大することが明らかになり、あわせて市町村合併後の新しい枠組みで行うべきという声が多くなってきている。
 今後2月27日に開会される第1回定例県議会の中で議論する必要があると思うが、民主党県連の考えは一昨年9月と変わっていないため、連合茨城をはじめ御支援をいただいている皆さんと連携をとりながらやっていきたい。
 いづれにしても年末の県議選では南北格差是正のための県北振興策が問われる。
 県北振興策の第一歩は、まずその中心となる首長を活性化にむけた絵が画ける人、さらに、それを市民や関係者と協働して創りあげるための議論が出来る人で選ぶ必要がある。北茨城、高萩、日立は運命共同体だという認識を皆んなで共有することが必要だ。3市長が胸襟を開いて議論し、特徴を生かしながらも役割り分担したうえで絵を画き、実現にむけて我々を含めて皆んなで協力していかなければ、真の県北振興は難しい。
新年のごあいさつ 《2006年1月1日》
 新年明けましておめでとうございます。
 昨年は北茨城市議選に始まり知事選、衆議院総選挙とたて続けに選挙がありましたが、1年間の議員活動におけるご支援、ご協力に御礼を申し上げます。
 特に、衆議院総選挙では党として皆様のご期待に応えられず、大きな反省は残ったものの、大畠議員の小選挙区での議席を皆様方に死守していただきあらためて心より御礼を申し上げます。
 さて、昨年の県内は全国的な被災が懸念されるアスベスト、いつまでもめどがたたない鳥インフルエンザなどの対策に翻弄された1年でしたが、県として長い間の懸案だったつくばエクスプレスが開業し、本県としては鉄道開通という大きな一歩を踏み出すことが出来ました。
 しかし、一方として県の南と北の差、いわゆる那珂川、久慈川を渡っての南北格差が顕者になりつつあります。
 首都圏のエネルギーを受け脚光を浴びる県南に対し、医師不足など生活の根幹に関わる部分で県北は悩んでおり、今こそ政治の力が必要とされております。
 医療の充実など生活環境の整備や産業の活性化を図って、皆様と共に県北振興を考え、皆様と共に創る、そのような明日を拓く逞しい県北創りに向け引き続き全力で取組んでまいります。
 本年は私にとりまして大きな節目の年になりますが、どうぞ引続いてのご支援をお願い申し上げます。
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