さとちん旅日記(茨城→広島→大阪編)

9月16日へGO!
9月17日へGO!
9月18日へGO!
9月19日へGO!
9月20日へGO!

最初に
この日記は、1998年9月17日に行われた某学会に参加する為、広島に行き、ついでに前々から行ってみたかった大阪への観光を兼ねての旅行記であります。

私こと「さとちん」は、地元茨城から外に出ることがほとんど無く、しかも一人で長距離を移動するという経験がありませんでした。(23歳にもなって、そんな経験が無いのです)

今回、学会に参加するという機会を得たついでに、一人で行動することの大変さや、旅行の楽しさを認識してみたいと思っていました。

さすがに、波瀾万丈な生活の日々をすごす私にとって今回の旅(というより旅行)も、いろいろなイベントに遭遇しました。

この日記を見て、旅の参考や娯楽読み物として楽しんでみてください
9月16日(天気:めちゃくちゃ)
まず、昨日(15日)の状況について説明したいと思います。

学会発表用OHPも仕上がり、話す内容についてもほぼ万全に仕上がった。

あとは結論部のOHPがしっくりした言葉が思い付かなかったので、教授が来るまで待っていた。

このごろ、教授は出張ばかりでなかなか話すことができなかった。

隣の机では、当日私の後に発表する先輩がOHPがまだ出来上がらないので四苦八苦していた。(出発前なのに・・・)

パソコンを打つ手が止まらないと思っていたら、win95に付属のゲーム「マインスイーパ」をやっていた。

おいおい!そんなこんなで午前零時頃にはOHPと、仮の話す内容を考え終わったみたいである。

やっと、うちの教授がやってきて最終調整をする・・・・はずだった。ところがである。

先週OHPを作って発表練習を行ったのである。

さとちんは仮のOHPは完成していて、練習で指摘された部分を15日まで時間をかけて修正に修正を加えていた。

しかし、同学会で発表する先輩は発表練習時にはOHPは完成していなかった。

その時は、いままで出たデータをこういった順で発表してまとめはこうすべきだといった概要に関することしかしなかった。

つまり、教授は16日になるまで先輩のOHPと本番で発表するときの台詞をこの時に初めて聞くのである。

発表は10分。校正にはそんなに時間はかからないであろうと思っていた。が、修正につぐ修正。

修正の話し合いで3時間以上、修正OHP作成に1時間はかかったであろうか?なんだかんだで午前4時にはなんとか片付いた。無論、私も手伝った。

じゃあ、明日(日付は今日)早いからこれで終わりにしようということになる。

おい、ちょっと待て!俺の最終調整はどうするんだ?

「君は先週やったから大丈夫だろう」と教授に言われた。そんなー不安でしょうがないんだってば!

まあ、みんなお疲れだからこれ以上は何もいいませんでした。

この時点で4時半です。この時に気になったのは台風。風が強く、雨もかなり吹き付けていました。

私と先輩は特急で行く予定(当初、先輩は15日の朝にハイウェイバスで行くはずでしたが、OHPが完成していなかったので、JRの使用せざるをえませんでした。) ですが、

台風で止まらないかと心配していました。 校舎から駐車場までいくのに大変苦労しました。

傘は車の中に置きっぱなしなので、校舎に忘れられている傘を使って車まで行き、そのあとに校舎近くまで運転して、拝借した傘を戻した。その間、かなりびしょ濡れになってしまいました。

五時頃に家に着き、荷物の準備をする。いままで荷物準備をしていなかったツケがまわってきた。

5時半頃には用意が出来て、少し仮眠を取ろうとした。その時、先輩から電話があった。

内容は、JRに電話したら始発の時点では遅れは無いものの、この後は止まってしまうかもしれないらしいから予定のより1本早め(8時20分頃)ので行こうとのこと

それもそうだと納得して了解した後、とりあえず朝食を食べた。テレビを見ると、静岡あたりに上陸してきて大変なことになっているらしい。

NHKではテレビ上部で交通の状況が流れている。いろいろな場所が不通になる中、「大変だねー」と他人事感覚でした。

この後に降りかかる魔の手が迫っていることも知らないで・・・・・
緊急事態発生!
しばらくテレビを見ていると、常盤線の運転見合わせの表示が流れた。

「えっ?」

ショック!これでは上野駅に行けないではないか!!さらに各地で運転の見合わせの知らせがぞくぞくと表示された。

学校で準備をしていた時はずいぶん余裕ぶっこいていたが、いざ電車が止まったとなると焦りはじめた。

「どうしよう?今日中に広島に着かないと明日の発表に間に合いそうもない・・・・」

と、その時!

我が家に一本の電話がかかってきた。また先輩からで、先輩もニュースで電車が止まってしまったことを知り、
これからどうするかを話して、結論として先輩の家で待機ということになった。

さっそく、荷物を持って車で先輩の家へ行った。その距離8km。

ぜんぜん寝ていない私は、途中うつらうつらと 居眠り運転を何度もしそうになった。

道路は木が倒れていたり、さまざまなものが散らばっていた。台風おそるべし。

そんなこんなで先輩の家に到着。テレビの情報はあいかわらず不通の知らせ。

いったいいつになったら出発できるのであろうか?

とりあえず、二人とも寝ていなかったので仮眠をすることになった。

不安は、仮眠を取りすぎていつのまにか夜になりやしないかということである。二人ともその危険性が否めないので

ありとあらゆる目覚し時計を1時間後にセットして寝ることにした。二人とも即寝た。

1時間後、私だけが起き、ずっとテレビで交通情報を得ていた。相変わらず常盤線は不通のままである。

11時頃の東京駅の映像は晴れ晴れとしていたが、こっちの気持ちはすでに土砂ぶり状態。

本当ならいまごろ新幹線に乗って、駅弁とビールを買ってくつろいでいるはずだったのにぃ!

そう思うと、いらいらしてきたが、そんなこんなでもう午後12時。フジ関係ではいつものお昼の番組が始まっている。それでも電車は動かない。

午後1時に上野までは行かないが、途中までは通れるようになったらしいので、先輩を起こして駅へと行く。

駅につくと、ちょうどいいタイミングで特急が来た。それに乗り込み、いざ上野駅へ!

実は、この時に乗った特急は、本来予定通りなら我々が9時に乗るはずだった特急であったらしい。

混んではいたが、座ることができた。しかし、お腹がすいてきた。

3時過ぎに上野に着く。2時間以上の遅れは特急券の払い戻しがあるので、ここまでは乗車券分の料金ですんだ。

特急に乗っておきながら、払い戻しがあるとはラッキー。

山の手線で東京駅へいく。新幹線は指定をとっていたがもうとっくに出ていったので、すぐにくる新幹線の指定に交換してもらった。

駅で「牛めし弁当」(800円)とビール(230円)を買い、新幹線に乗り込む。

「やっぱり新幹線にのったら弁当とビールでのんびりしたいもんだーねー」とおやじみたいなことを言いつつ弁当を食い、そのあとビールを飲む。

・・・・まずいぃ! 買ったときはそれなりに冷たかったが、いざ開けて飲むと結構ぬるかった失敗。

広島に近づくにつれて、指定席の車両は人が少なくなってきた。ついには先輩と2人だけしか(その車両には)いなくなってしまった。

電車を歩きまわると、本日発売の「マガジン」「サンデー」がおきっぱなしになっていた。

どうしたかって?もち、いただきました(笑)こうして退屈な移動時間を切り抜け、(っていうか先輩は発表練習をしていましたけどね)やっとこ、10時前に広島駅に到着。

ホテルまで行き、荷物を置くと夕食を食べにいざ繁華街にいった。こっちはぱらぱらと雨がふっていた。

繁華街はかなり賑やか・・・っていうか、田舎者の私にとっては異色であった。そこは繁華街といるよりは歓楽街であった。

いろいろなおねーちゃんがビラを配る、おじさんが低い声で「いい子いるんだけど30分9000円でどう?」とかのポン引きの嵐。

いろいろ断り続けて、疲れたので近くのラーメン屋に逃げ込む。そこでラーメン(600円)を食べる。うまくなかった。

やっぱ広島にきたからには 広島風お好み焼きでしょう。でも見つからなかったの。繁華街もとい歓楽街ではね。

すっかりげんなりしてホテルにかえるときもおじさんが声をかける。 「おにーちゃん、ランパブどう?」と言い出す。これも断わると「ランパブじゃだめ?」としつこく返す。

はあ、疲れた。 11時にホテルに帰ると、教授と助手の先生が到着していて、さっそく最終練習に入ることになる。

こうして16日が17日へと移行する。
9月17日(天気:はればれ 気分も晴れ晴れ!)
最終練習がその後2人で1時間を取って終了。先輩と2人で自室に戻る。

テレビを見ながら発表準備を進めていた。丹念に準備、準備、また準備。眠気ざましに、有線を見ようとする。

無論、画面中肌色がいっぱいでてくるやつ。 只の眠気覚ましなので、お金を払うのはちょっとと思い、20秒視聴できるボタン(1回のみ)を押して眠気覚まし!本当に20秒か?と思うほどすぐ切れた。 2人とも気力チャージしてさらに練習をする。

テレビはなんかの映画がやっていて、聞きながら準備をする。 3時頃に一旦シャワーを浴びて、私は眠くなったので、3時半に仮眠する。

6時頃に先輩に起こされる。どうもあれから寝ていないらしい。まあ、朝俺より寝ていたから当然であるが・・・

私がホテルとかにいって必ずすること、それは使い捨ての備品をいただくということである。このホテルで頂いたのは、歯ブラシ、石鹸、かみそりである。

7時にホテルを出て、広島駅構内で朝食。

隣のテーブルに座っていた女子大生風4人組みの話し声を聞いて「広島だなあ」と実感する。 この店の2件隣に「ぷよまん本舗」(ゲーム「ぷよぷよ」のキャラクターグッツ屋)があって、ぷよまんを買いたかったが、発表前なので断念した。

広島駅から西条駅の往復券だけで1170円もする。今回はお金がかかりそう。西条駅から広島大学への直通バスがでていてそれに乗り込む。

いよいよ本番が始まる・・・緊張の連続。 広島大学についたが、「いやー広い」の一言につきる。うちの大学いくつ入るだろうか?

校舎の数も半端じゃない。移動するのが大変そうである。 9時に受け付けを済ませる。

このページを見ている人は学会と無縁の人が大多数だと思うので、(学会初心者の)私から本学会について説明させて頂きます。

私の所属する学会は、専門分野ごとにグループが多数あり、そのグループも、もっと細分化してしまう。発表では、その細分化したところだけで発表する。

研究内容によっては、グループ全体の人数が多かったり、少なかったりする。そのグループごとに学内の教室を振り分けて発表を行う。

私のとこは、聴衆が30〜40人くらい。 この人数(ほぼ平均)×グループ数で計算すると、半端じゃない人数が来ていることになる。
しかも、4日間もやるのだから、動員数もかなりのものではないかと思う。 ちなみに我々は、この日しか参加しなかった。ほかの日は、全然畑違いのことをやっていますので・・・・・
私の発表は、午前中の7番目である。

発表はOHPを使って行い、1人の持ち時間は発表10分、質問5分の計15分。 1人1人終わるごとに、緊張し続け、震えが止まらない。

5人目が終わると30分くらいの休憩時間になった。気を落ち着けるために煙草を吸いに行く。多少落ち着いた。

発表を聞いていて、気づいた点が1つあった。それは、発表の内容及び発表の仕方が出来ていないと、質問の時間に入ると、誰からも質問されないで終わってしまうのです。

先輩も言っていたのだが、「質問されない奴は、学会で相手にされていないことだ」といっていました。

質問されないで終わるのは、私みたいなアホ学生は「ラッキー」と思うのでしょうが、その道の人が質問されないってことは、その道の業界でハブにされていることに他ならないのです。

「じゃあ、質問されるのは良い事なんだね」と思う人もいるでしょうけど、手放しでは喜べません。

たしかに、自分でこれまでやってきたことですから、質問には答えられると(普通の人は)思うでしょう。私みたいなへなちょこ学生がその道のプロに質問されたら(というより、予想もつかないとこをつついてくる)「あーうー」 とか呻き声を出してしまうでしょう。

これまで、卒論発表でそんな経験があったので、学会じゃもっとひどい目にあうだろうと思っていました。

答えられなかったなら最後「君は本当にこの研究をしたのかね」とか言われてしまい、今後の学会で信用が無くなってしまうでしょう。

発表が再開すると、次は私の番になる。緊張は高まりMAXまでいき、そして・・・・しゅるるるぅ

スーパーさとちん、ここに誕生!緊張が一気にほぐれた。緊張しすぎで力みがちだったので、余計な力で体力を消耗したので 落ち着いちゃったみたいです。

そのあと、私の大学名と研究テーマのコールが司会者からされました。
この日が来た。長かった苦労の日々。これでピリオドが打てる。

緊張が少しぶり返したが、もう大丈夫。少しつっかえながらも発表を終えた。残るは質問時間のみ・・・ 額から汗がにじむ。ちょっとふらつく。司会から「では質問のある方どうぞ」・・・・どっくん!どっくん!ぴん!

私の向く方向から右15度に挙手する人がいた。汗が止まらない。 向こうが質問をしたその瞬間・・・・・・・・・

「イェス!イェス!yes!」と心で言った。 予想したとおりの質問がでた。

しかもその質問事項は、発表OHPではふれていなかったが、予備の(質問対策用にデータを記述している)OHP に書いておいたので、それを出す事でまず難関を1つクリア。その質問者から後で貴重な研究のアドバイスを受けた。感謝感謝である。

すっかり、落ち着いてはきたが、まだ質問時間は終わっていない。さっきの質問に答えた後、また手が挙がった。 おいおい、まだあるのかよ。と思いつつもスマイルスマイル。

セブンでも見せた事が無いくらいの、超最高級営業スマイル。(いつもは最高級営業スマイル) その質問は口答で対処できるものであり、即納得してくれた。

「それでは、以上で終わりにしたいと思います。ありがとうございました」

この時点で、本当の夏休み到来!!!うきゃきゃ!

この次は、うちの先輩の発表。晴れ晴れとした私がどんよりとした先輩にピンマイクを渡す。 表情がさえない。がんばってくーれよ。

ちなみに先輩は発表時間を少しオーバーしたものの、なかなかの出来で、 質問、回答ともまあまあであった。

そりゃそうだよ、うまくいかなかったら出発前の準備はなんだったってことに なるからね。

なんだかんだで昼休み。午後の発表も見るので、学生生協でお弁当を買う。学校が大きい割には生協が小さい気もする。 外で食べ、そのあとに助手の先生が学内のマック(マクド)でシェイクをおごってくれた。午後の発表を聞いていると、役目が終わった安堵感からか眠くなる。でも学会なので気力で我慢する。

それでも、こくりこくりとしてしまう。先輩は堂々と寝てました。度胸あるー!

5時に本日の発表が終わり、早速旅館へ移動する。着いたのは7時位だろうか?

温泉につかってのんびりし、夕食を食べる。 そこの旅館の最高級の料金を払う(1泊1万6000円)ので、料理が豪華である。

ちなみに生まれて始めて湯葉を食べた。うまかった。うにはそれほどでもなかったが、 ほかは素晴らしかった。

お酒をのみ、おかみさんが先生たちにお酌をし、俺らは庭園を見ながら煙草をぷかぷか。ゆったりのんびりはあ、やっと学会が終わったのだなと実感する。

一応宴会が終わったのは午後11時である。そのあとの話は次の日の日記に記述します。
9月18日(天気:曇りがち)
17日の宴会後、18日になろうとしたころだろうか?

ここ2日間よく寝ていないので非常に眠かった。

布団も敷いてあったので、布団の上で横になろうとすると、

「なんだ、君はもう寝ようとするのか?」と教授が起こしにかかる。ひぇー、いつもの悪い癖がでた。こうなると最後、打つ手がありません。

今回の参加者の私、先輩、助手、教授の4人で語り合う事になる。

半端じゃなく眠いのに、半目になろうものなら起こされるの繰り返し。

助手と教授はそれなりに昨日寝ているはずだから平気なものの、こちとら睡眠不足なんだ!頭来て煙草が嫌いな2人に煙草スパスパ攻撃。 それが災いしたか話は終わらない。

話の内容はたしかに面白いのだが、疲れている人にとっては、はっきりいって苦痛でしかない。よーし、やったろうとたばこを吸い続ける。・・・負けた。

延々繰り返しで3時半に寝る事になる。お前ら八時にお起ようっていったんだから、起きれるんだろうな?と心のなかで怒鳴った。

朝・・・・みんなが起きたのが9時ちょいすぎ。だから止めておいた方がよかったんだw

時間のロスで観光の予定が少し狂う。でもみんな何も言いません。大人だから(笑)

なお、今回大荷物で挑んだが少々多すぎた。旅館から当座の着替えを大部分送り返すこととなった。

結果、どでかいバックからリュックにはいる位の荷物の量に変わった。かるがるぅー。

10時ころ出発し、いざ宮島へ。JRからそのままフェリーに乗れる切符を買い、電車に乗る。

宮島駅についてフェリー乗り場まで歩いた。フェリー乗り場前にはぷよぷよショップがあった。帰りに寄ろうと思う。

家庭教師の教え子にぷよグッツのおみやげを頼まれているしね。

島についたらひたすら巌島神社へ歩く。ここは本当に鹿が多いところである。見渡す限り鹿、鹿、鹿の連続。

神社では記念撮影をしたあと、お守りを買った。

カード型の交通安全お守りである。新車を買ったばかりなので、事故を起こさないように祈願する。

フェリー乗り場まで戻る途中、8月にいっしょに合宿をしたS大の人たちと出会う。同じ学会にでたらしく、今は我々同様観光しているとのこと。いっしょに写真をとり、そのまま別れる。

広島にきてから「広島風お好み焼き」を食べていないので、近くのお好み焼き屋で食べることにする。3人にはわがまま言ったけどいいでしょうね。だって食べたいんだもん。

ビールもいっしょに頼み、すっかりご陽気な私。いいね、昼間からビールを飲むなんて。最高! フェリー乗り場から再び本土へ移動。

私はぷよグッツ屋に単独行動。即買い物を済まして合流。

先生たちはなんとか焼きとかいう焼き物やで器をみていたらしく、教授は皿を買った様子。 宮島駅から広島駅に移動。

この時すでに午後2時くらいだったと思う。今回来なかった人たちのためにお土産を買い、4人の中で一番先に学校にいく私が預かることになる。 (他の人は遅くに学校にくるらしい)

この時点で学会参加者4名はバラバラで行動することになる。

教授は一旦東京の実家に戻って仕事をするらしい。

助手は大阪へ行き、学生時代お世話になった寮へ遊びにいったあと、実家に少しいるらしい。

先輩は岡山のいとこのとこに行くらしい。

私は、かねてより行ってみたかった場所の1つ「大阪」を観光することにする。

2時50分、鈍行にて大阪へ向かう。(助手は新幹線で大阪に行く。リッチー)揺られ揺られ、いったん岡山で乗り換え。

次の電車で姫路まで行く。

時刻表どおりなら、姫路から快速電車に乗り換えられて、8時半に大阪につくはずだった。乗り換えの猶予は4分。

しかし、姫路までの電車が最終的に予定より5分遅れ、のりそこねる。

結果、次の各駅停車する列車にのるはめになる。 9時10分頃、大阪駅に到着。

「いよいよきたぞ!大阪!わいはこの日をどんだけ待っていたことか!」

大阪駅は異様に大きい。田舎者の私はきょろきょろするばかり。

駅員に途中下車の旨を伝え、構内を出ようとする。わからない。うおー広い。 看板をたよりに駅をでた。その時、

茨城にはない夜の喧騒さがあった。まさに「都会」の一言。

この時間帯に人がまだあふれんばかりに歩きまわっているなんて思ってもみなかった。

目立つのは手をつなぐカップル(くぅーうらやましかー)と自由人達(いわゆる・・・束縛も家もない人たちのこと)。

それと若いグループがあちらこちらで見受けられる。 すこしボケーっと見ていたが、ずっとそうしているわけにもいかない。
出発前に予約したホテルを探さねば。 地図をたよりに歩くが、どうも目印と合わない。迷ったらしい。

うろうろすること20分、やっと目印となる警察署を発見。ここから順調に ホテルを探し出す。

その途中のお話。若い女性2人とスーツを来た25〜30位の男性2人が話をしていた。男のほうが「ぜひ電話番号を教えてください」といっていた。そのときはナンパかと思っていた。 その脇をさとちんは通り過ぎる。

しばらくして、曲がるとこを間違えたことに気づき、引き返して正しいところを曲った。

やっと目的のホテルが見えたと思ったら、さっきの男女がいてある店に入っていった。そこは・・・「ホストクラブ」。

はあ、ああやってお客をひいていくのね、と勉強させて頂いた。

ホテルを見つけ、チェックイン。まあ、なかなかの部屋である。けっこう動き回ったので、お腹がすいてきた。

宮島でお好み焼きを 食べてからそのあとは何も口にしていなかった

フロントにコンビニの場所を聞く。すぐらしい。さっそく出かけると・・・・・ 「おにーさん、30分8000円なんだけどどう?」

実は宿泊しているホテルは歓楽街にほど近いとこだったのです。

インターネットでホテルを予約したのですが、そんなとこに あるとは無論書いていないので、ホテルを見つけるまで全然気づかなかったのです。

ハエのようにおじさんがいろんなところからでてきて声をかける。ひぇー。しかも口調がめちゃ暗いんだもん。

逃げに逃げてコンビニに非難。ジュースとポテチを買って、また戻る。

やっぱり声をかけられる。なんでちょっとした買い物でこんなに疲れないといけないんだ? 田舎者にはハード&ディープです。都会の夜の街は。

日付が変わったあとの話はこの次ね!

9月19日(天気:もうやんなる位にめちゃめちゃな天気)
コンビニから帰ってきた後のお話ですね。自室に戻る前にビールの自販機が目に留まり、ついでにビールを買う。

部屋に入ってビール、ジュース、ポテチをいっしょに食す。なんだか訳わからない。テレビを点けて何か面白い番組がやってないかを次々チャンネルを変える。

ch1、ch2、ch3、ch4、ch5・・・ん? ch5は、どうも有線らしく画像は見えないようになっているが音声ははっきり聞こえる。どうもアレ関係の番組らしい

続けて6、7・・・と繰り返して見て何チャンネルだか忘れたがそこに決める。遠くでテレビを見ると気がついたが、料金ボックスといくつかのスイッチがあった。

ボックスにはってある紙には、有線に関する説明である。お金を払えば見れますといったたぐいだ。ボタンに興味を示した。そこには「テレビ」と「ビデオ」のボタンがあった。

試しに「ビデオ」のボタンを押してch5に合わせてみる・・・・おおー。お金を払わなくても有線が見れた!と喜んでしまった。画面は、肌色いっぱいでてくるところで、1分後にその場面が終わり、

次の作品までの準備としてなんか服を着たフツーのお姉さんの画面がでてきた。(笑)

緊急事態発生!
いや、緊急事態ってほどじゃないんですけど、突然テレビのスイッチが切れました。「ありゃ、やっぱお金払わないといけないんか!」

しょうがないので100円を入れて再びテレビをつける。あいかわらず有線はニューフェイスとかいう服を着たお姉さんの紹介。

10分後、また切れた。しかもあいかわらず紹介ばかりだった。もうやんなって、普通の番組を見ようと100円をいれる。(有線を見て、タイマーが切れると普通の番組でもお金を入れないといけないのです)

さっそくチャンネルを変えつつ、明日大阪をまわる予定を考えていた。「ぷつん」

また切れた。なんで?今度は有線を見ていないのにぃ。お金を入れた時点で有線になっていたからか?と思い、有線以外のチャンネルに合わさっている事を確かめて100円をいれる。

10分後、「ぷつん」。なんでなんだ?これじゃゆっくり予定がたてられないっちゅーねん。なめとんのか?よーくテレビをみると「一時停止」のボタンがあった。まさかと思い、100円を入れてから有線に合わせて「一時停止」ボタンを押す。

肌色画面からスクランブル画面に移行して有線が見れないようになった。どうもこのボタンを押さなかったのがいけないらしい。やっと、ゆっくり普通のテレビが見られる。

まわる予定を決め、シャワーを浴びて寝る。9時まで朝食なので、8時に目覚しセット。おやすみー。

朝、8時に目が覚める。ちょっち眠い。さあ、朝食だと5Fの食堂へ向かう。インターネット特典の朝食券を持って・・・。食堂の扉を開けるとそこには・・・

かりにもホテルだからなんかすごいものがあるかなという期待があったが、期待はしぼんだ。まず、だれもいない。近くに「食券はここにお入れください」という缶がある。さっそく朝食券をいれる。目の前に、食パンと茹で卵と皿、バターカップがおいてある

注意書きには、「お一人1つづつ」とある。がーん。わびしい。なんか食欲を一気に無くし、食パンをトースターで焼き、コーヒーを入れて(これはのみ放題らしい)食す。

部屋に戻って、準備をして10時まで煙草を吸いつつテレビでニュースをみた。さあ、出発だ!ホテルをでると、夜いたおやじたちもいなくなり、爽やかな大阪の朝がそこにあった。目指すは最寄りの地下鉄「梅田駅」。こうしてさとちんの旅行は始まるのであった。

目的「地下鉄、ニュートラム、市バス共通1日乗車券を買おう!」
今回大阪は初めてなのですが、驚いたのがとにかく地下が多い。地下を移動する事で、渡れないとこがわたれるようになりますからね。

地下に入って地下鉄梅田駅へいく。出発前に買った雑誌に1日乗車券なるものがあるとかいてあり、購入する事を決めた。さっそく、駅の売り場に行っておばちゃんにこういった。

「ニュートラム券ください」、「は、ニュートラムのどこの?」話が通じない。それもそのはず、その1日乗車券の名前を「ニュートラム券」だとばっかりおもっていたのである。

(だって、これ雑誌が悪いんだよ。へんなところで区切ってあるから、そう勘違いするって。のちにこのガイド雑誌のあらがだんだん目立つのはあとの話。名前公表するかな?)

続き、「ああ、1日乗車券っていうのが欲しいんですが」「ああ、それね、850円です」850円を払うと、「観光?じゃあこれもあげるよ」と小冊子もくれた。どうもありがとう。

目的「難波で宿を探そう」
まず、この時点では19日の宿はとっていませんでした。私の考えでは、カプセルで済まそうと思っていました。しかし、もし万が一カプセルホテルが取れなかったらそこらへんで寝ているフリーマンの人たちといっしょに過ごすことになるでしょう。

ですので、あらかじめカプセルを予約しておこう(普通はそんなことをしなくても平気らしいのですが、用心深い性格ですので・・・)と思い、インターネットで「良いな」と思ったとこがあったので、地図を印刷してもっていたのです。失敗したのは、電話番号がそこに書かれていなかったことです。

まあ、難波を見学するついでに下見もしようってことで行きました。さっきの梅田駅から難波駅へ移動し、とりあえず地図を見ずに近くの出口を目指す。思えばそれが失敗だったと思います。

ホテル下見のために一路北を目指す。・・・はずであった。全然地図にかいてある目印になる目標物が見えてこない。実は、この時北へ向かっていたと思っていたのが東に移動していたのである。ガイドブックを出して確認をしようとは考えたが、なんか田舎者が歩いているようでイヤだという考えがあって出しませんでした。

ちなみにそんな場面が多々出てきます。ええかっこしーなんですw

どこをどう歩いたか、人がめっちゃ並んでいるとこを見つけた。何の行列なんだろうと思い、回り込んで看板を見ると、そこはあの有名な「なんばグランド花月」だったんです。はあー。この時に大阪に来たんだなと実感した。少し先に本屋があったのでそこに駆け込み、ガイドブックで位置を確認した。なるほど、今ここかと思い、自分の方位磁石を修正してホテルを下見しようかとした時、

こんな文字が飛び込んできた。それは「日本橋」。大阪の日本橋といえば東京の秋葉原と同等と考えてもいいんじゃないかなと思っています。(違ってたらゴメンナサイ)

実は、広島の旅館にあった女性週刊誌に日本橋の電気街の特集が載っていたし、前々からすごいという話も聞いていました。

目的変更「日本橋の電気街を見て驚こう」
地元の電気街なんかより数段すごいだろうし、安いんだろうなとわくわくしました。さっそく日本橋方面へ行きました。とりあえず、目指すは地下鉄の日本橋駅。そこへ行けばすごい光景が見られるだろうと思っていました。

この日はすごい蒸し暑く、ちょっと歩くだけで汗がだらだら出てくる。耐えられず、近くのローソンでミニペットボトルのスポーツドリンクを購入。マナーが悪いと思いつつも、飲みながら歩く。それほど蒸し暑かったです。

すぐに日本橋駅を見つけることが出来ました。周りの人は電気街で買い物をしたのか、win98の紙袋とか有名店の紙袋をもった人がちらほらといました。「おおーさすが日本橋」と思いながら、さっそくそこからさらに北にいけば電気街があるのだろうと思い北へ。

(ちなみにそれは間違い。南にいくのが正解だとあとで判明する)

北にいけども華やかなショップは見えてこない。また方向を間違えたかと思いぐるぐる移動する。しかし想像するような町並みは見えてこない。

と、その時、(SE:ジャジャン!!)でーっかいかにの看板が見えた。もしや、これはうわさのかに道楽の看板?やっぱりそうだった。この時の場所は日本橋(本当の橋)の上です。

かに道楽の前にきてその大きさといったら・・・じゅるるる。こんなでっかいかにが本当にいたら食ってみたいと思ってしまいました。
よだれが垂れつつも、我慢してその場を通り過ぎる。そういえば腹へったな。近くでちょっと休もうと小さい橋のとこに置いてある椅子に座る。(ちなみにその橋は相合橋です)近くには有名な金龍ラーメンがあった。しかし、今回の旅ではどうしても食べたいラーメンがあった。

目的「神座千日前店の『おいしいラーメン』を食べよう」
茨城を出発する前、大阪巡りの計画を立てていた私に同じ学会で発表した先輩が「おまえここ行っとけ!」と言われたのが、難波にある神座(かむくら)千日前店である。

この先輩は非常にラーメン好きで、けっこういろいろなところに行って食べ歩いてる。けっこうラーメンにはうるさく、そんな人が「ここは今まで食った中でベスト3に入る」というほどだから、半端じゃなく美味いのでしょう。

そんなわけで、今回食べるラーメンはそこにしようと思っていました。実は、相合橋からけっこう近かったことが判明しました。そこの開店時間は11時で、10分位時間があったので携帯用灰皿を取り出して煙草を吸う。喉もからからなのでジュースも飲む。11時になるまで、そうやって煙草をふかしながらあたりを見た。

橋から見える景色はテレビから見る景色と同じで、ここでも大阪に来たんやと実感する。ここから例の戒橋(ひっかけ橋)も見える。11時になると移動して神座ラーメンへ。すぐに見つかったが、並んでいる様子はなかった。先輩の話ではけっこう並んでいると聞いていたのだが・・・店が始まったばかりだからか?と思い、入ろうとすると店の前に店員さんがいて、オーダーをきいてきた。さとちんは「おいしいラーメン」を注文。

500円を払って中に入ると、ほとんど席が埋まっていた。すごいよ、さすがだよ。あいているカウンターの席に座り、ラーメンがくるのを待つ。その間にも人がきて、しだいに外に行列が出来始める。いくらか待つと、待望のラーメンがさとちんの目の前に現れた。

先輩がいうには、ラーメンにはいろいろな種類(味噌、しょうゆ、とんこつ、塩など)があるけど、そこのラーメンはどのジャンルにも当てはまらないぞ。といっていた。早速スープを飲んでみる・・・・・

続きはこの次ね!!(ふふ、どんな味なんだろうね)

んでもって、その続き。さすがに薦めるだけあって、深い味わいである。濃厚な野菜のスープのほかに何か別のものもあるのかも知れません。麺はというと、たしかにうまいのではあるが、大袈裟にいうほどではなかった。それが足し合わさって評価をすると、はたしてこれがベスト3に入るのかは疑問が残る。

私の舌が変なのか、店の店員が若いあんちゃん、ねえちゃんばっかりで、「俺がこのラーメンの創始者だ」っぽい人がいなかったからなのかは不明ですが、ちょっと心残りでした。

満腹になると、さっそく移動することにする。現在位置の確認も完了し、先ほど果たせなかったカプセルホテルの下見をすることにした。西へと進み難波駅方面へ移動する。途中、かに道楽の店を何回も見る事になる。こんなにいっぱいあるとは思ってもいませんでした。

道頓堀橋を渡って少ししたとこにそのホテルがあった。しかし、この時は閉まっていて、まだ入れなかった。まあ、しょうがないし、位置の確認もしたので良しとする。では次なる場所へ移動しますかね。
目的「通天閣へ登ってみちゃおぅ!」
ということで、ホテルから近そうな難波駅へとりあえず向かう。道頓堀橋を再び渡ろうとすると、いきなりの雨。なんかこの日の天気は晴れたり雨が降ったりと、いいかげんな天気だった。これも、大阪パワーのなせるわざなのかも知れないと、一人納得して先を急ぐ

携帯傘をさして、難波駅に到着。雨が降ったからか、人が多い。通天閣に最寄りの地下鉄の駅「動物園前駅」へ地下鉄で移動する。近くに掲示されている地図を頼りに通天閣へとてくてく移動する。雨はすでに止んでいた。

途中、人がずらっと並んでいた。お昼ちかくということもあり、なんか美味い店の行列かと思っていた。しかし、予想は外れた。パチンコの新装開店にならんでいただけであった。道理で子どもは並んでいないはずだ。トンネルを渡ると、これまたフリーマンの人たちがトンネル内で寝ている。本当にこの手の人は多い。動物園前にも結構人が寝ていたし、ちょっと話しをしてみて人生について語りたかったが、恐くて断念した。

さっきから歩いても通天閣が進む方向には見えてこない。なんで?と思い、また方向音痴かと考え、左方向を向くとそれは近くに見えた。あらら・・歩く事数分、やっと通天閣の入り口についた。目の前にはあの「囲碁将棋センター」もある。

さっそく、登ろうとした。入り口にエレベータと階段が見えた。「ここはおつに階段を使っていこう」と思って階段を登った。・・ ・・甘かった。登れど登れど上に着かない。けっこうぐるぐるまわった。持っていたジュースを飲んで水分補給をする。階段の壁には記念落書きがいっぱいかかれていた。中には、コンビニまでマジックを買いにいって書いたとかいうものもあった。ごくろうさん。さとちんは書きませんでしたよ。っていうかそんな余裕はありませんでした。

やっと登ったと思うと、そこは入場口。ここまで来た後、「チン」という音とともにエレベータのドアが開く。中の奴等は涼しげな顔をしていた。そのなか一人だけ汗だくになっているさとちんって一体?

入場料600円を払って展望台までいくエレベータに乗り込む。この時、んはミスを犯していた。最初に地下鉄で買った1日乗車券を見せれば、600円のところが500円になっていたのである。そのことに気づいたのは終盤になってからである。例のガイドブックにそのこともちゃんと書いていれば、こんなことにならなかったのにー。はっきりいって例のガイドブック、ぜんぜんイケてない。だめだね。

まあ、終わった事を愚痴ってもしょうがないので次行きます。エレベータで展望台につき、とりあえずぐるっと見てまわる。なんだか前の彼女と行った茨城にある大洗マリンタワーの展望台を思い出してしまった。景色をみて、楽しかった日々をちょっと思い出して感傷的になってしまう。そんなネチネチした自分が嫌いだと心で叫び、気を取り直していろいろ見てまわる。

すると、遊園地が見えた。こんな建物の密集したとこに遊園地があるのに気が付いた。「うおーこんなところでジェットコースター?」と驚いてしまった。さすがに男一人ではそこにいけないので、今回はそこにいくのを断念した。

遊園地と同方角にドームが見えた。「もしかして、あれが織田祐二がドコモのCMで写った大阪ドームか?」と思って100円いれると見られる双眼鏡で見る事にする。なんだかよくはわからなかったが、「やっぱ大阪きたなら大阪ドームだね」と訳がわからない事を考えていた。その方向とは反対の方角には大阪城が見えた。これから見に行こうと思っているそのお城は、さとちんをおいでおいでしているようにも見えた。

一旦実家に電話して、昨日荷物を送った事を伝えようと側にあった公衆電話に行き、テレカをだしたが、どれも残り1度数だった。しょうがないので、同展望台のお土産やで通天閣のテレカを1000で買う。でも50度数。電話には弟がでた。荷物を送った旨と、今通天閣の展望台にいる事を伝えた。すると弟は「通天閣は、やっぱ夜女の子をつれていかないとダメじゃん」とのたまった。すかさず「やかましい、ばか野郎」の一言を言い放ち電話を切る。

下のラウンジでコーヒーを飲みながら景色を楽しもうと思い、ラウンジ(展望台から1階下)への階段までいこうとすると、親子連れのお父さんが「あそこが大阪ドームだよ」と言い放った。「え?」さっき、さとちんが大阪ドームを見た(と思っていた)とこの方向と、その親子の声のする方向が90度ほど違っていた。すぐさま引き返し、なにげなーくその親子の側に近づいて、窓を見た。

テレビで見た通りの形。さっきのは、どことなく違うような気はしていたが、「テレビと実際の奴は違うように見えるものだ」と思い込んでそのままにしていた。じゃあ、そのドーム状のものは一体なんだったのだろう?誰か教えてくれませんかねぇ?

下のラウンジへ降りて、灰皿が置いてあったので、景色をみて一服。喫茶店に入り、コーヒーをたのんで数本のたばことコーヒーと景色を楽しむ。幸せなひととき。天気もよくなりつつある。さて、はりきっていこうか!と思い喫茶店をでる。

その時にみた景色で、北の方に「なんとか電気街」とかいう(よく覚えてない)看板が見えたので、次はそこにいってみようと考えた。通天閣をでて、その看板の方向に向かう。途中、煙草を切らしたので自販機でお気に入りのメンソールを購入。さらに向かう。 しばらく歩くと・・ ・思わぬ光景に出くわした。
思わぬ光景、それはなんと電気街が異様なほど立ち並んでいた。そう、そこは先ほど行きたがっていた日本橋の電気街なのであった。ってことで、
目的「日本橋の電気街で遊んでみちゃおう」

さっそく、目の前にあった電気屋に入る。たしかソフマップじゃなかったかなと思う。(しかし、何号館と山ほどあるんですねぇ。各電器店は)そこは1Fから5Fまで全部パソコン関連の商品が置いてあった。1Fから見ていったが、こういった電気街では安いとは聞いていたが、そんなに大騒ぎするほどの安さではなかった。下手するとさとちんの住む田舎の大手電気屋のほうが安いかもしれない。しかし、品揃えは半端じゃなかった。驚きの連続。こうも品揃えがあると、毎日来たくもなるってもんだ。なかなか面白かった。1件で30分もいるのでは、この電気街を全部見てまわるのに時間が足りなくなる。おそるべし大阪。
次々といろんな店に入っては出て入っては出る。途中、1万円台のデスクトップパソコンが売っていたのが見えて、思わず駆け寄った。「こりゃ、お買い得」なんて思っていたが、スペックが旧式。さとちんのノートPCのバージョンアップ前とそんなに変わらないスペックだった。ひたすら歩く。こう歩き回って気づいたが、やすい店と普通の店の差が激しかった。小さい店は、目玉商品が驚くほど安い。特にジャンク品など。
それと、CD−RW本体がかなり安いと思った。その割にはCD—Rがまだ高いですけどね。CD−Rメディア10枚1600円台っていうのも驚いた。茨城の某大手電気屋では、まだ2千円台(10枚)ですから。でんでんタウンの通りであやしい露天が開いていないかとわくわくしていたのですが、結局出会えませんでした。土産話になるかと思っていたのですがね。
途中、あるCD屋に入っていきました。そこでは、明日発売のB‘Z「TREASURE」が売っていました。結構な数が置いてありました。さとちんのバイトしているセブンイレブンでは予約がいっぱいになって、あきらめていました。まあ、大都市大阪のCD屋ですからいっぱい仕入れる事が可能なのでしょう。(セブンも大きいですがね)値段を見ると、なんと2600円!!本来は3000円位です。さすが日本橋、安売りの町だと思い即購入しました。かばんの中に入っているCDプレーヤーをさっそく取り出してTREASUREを聞きながら、さらに街を歩いていきました。
さらに北上すると、またCD屋が何件か発見することができて、「ほかの店はどれくらい安いんだろう」と思って何件か入っていったんですが・・ ・どの店も3000円なんです。はれ?さっきの店は安売りしてたのに?大阪なのに?と思ってしまいました。ちなみにさとちんの買ったCDは新品ですよ。念のため。どうやら、CDの値引きをして販売している店はその店だけみたいです。(後で聞いた話ですが、新品のCDの値引き販売は、してはいけないそうです。その店でスタンプカードを作ったので、大阪で安く買いたいって人はメールを頂ければお教えします。カードに店名と住所書いてありますから。)いやーいい買い物をしたもんだ。
歩き歩いて目の前には地下鉄「日本橋駅」が見えた。さっそく次の目的地へ行くことを決意する。日本橋駅から谷町を経由してOBP(大阪ビジネスパーク)へ。そこにあるのは・・
目的「大阪城へ行って秀吉っぽく豪遊しよう」

そう、大阪城へいってみる。OBPへ着くと、大阪城への方角はすぐわかった。さっそくてくてく歩く。近くにあった看板の地図を見てその方向へと歩く。見えた!大阪城だ!駐車場には大型観光バスが並んでいた。人が多い。大阪城のお堀では小学生がルアーでつりをしていた。その中の数人が石垣を器用にへばりついてポイントである池の内側に移動する。勇気ある小学生だ。足を滑らせたらどうするつもりなのだろう。池は深そうである。近くに看板が立ててあり、「つり禁止」の文字があった。歩き回ったせいもあって、水分を補給する為に近くの売店でスポーツ飲料を購入。
しかし、大阪の天気は蒸し暑かったり、雨が降ったりと訳わからん天気だ。喉を潤し、さらに進む。上り坂ばかりになる。大阪城がだんだんと大きく見える。大阪城入り口で入場券を購入。中に入る。しかし外の蒸し暑さとはうって変わって涼しい。最上階の天守閣で景色を眺める。OBPから歩いてきた道程を確認する。階段で下に降りて、いろんな展示物をみる。
すぐさま出て、今年の卒業式で使った使い捨てカメラで風景を2枚取る。まだフイルムが残っている。次なる目的地へ行く為に再びOBPへ向かおうとする。ちらちらと雨が降り出す。気にするほどじゃないものだったので傘をささずに歩く。大阪城公園出口に近づく、とたんにどしゃ降りに変わっていった。すぐさま折り畳み傘を取り出そうとするが、もたついてしまう。かなり濡れる。急いでOBPに行き、次の目的地京橋へと向かう。
目的「京橋にあるイカ焼きの店『つちはし』でイカ焼きを食べよう」

地下鉄京橋駅に到着。構内を歩いていると、前方に広島から別行動をとった助手の先生とばったり出会う。助手の先生は、昨日阪大時代の寮母さんにあいさつしにいって、一人で飲み屋をはしごしたらしい。さすが愛知の酒豪。この時、先生は茨城に帰ろうとしたとこだったそうだ。軽い話をしてそのまま、また別行動をとる。某ガイドに「つちはし」っていうイカ焼きの店が載っていて、食べてみたいと思いました。
某ガイドの地図をたよりに「つちはし」を探す。探す。探す。・・ ・ここで曲がるのかなと思い、地図どおりに曲がると、そこはラブホテル街。しかも目印になる目標物もそこにはない。それでもひたすら前に行けば目標物がみえるかもと思ったがやっぱりなかった。もとに戻っていろいろ探したが、やっぱりだめ。このときは雨が止んでいた。
アーケード街を歩くと、そこらへんが「つちはし」の住所あたりらしいのがわかるが、目的の番地が見つからない。ひたすら戻っては行き、戻っては行く。途中、清涼飲料水を買って飲む。足が痛い。学会で背広をきていったので、靴はそれにあわせて革靴を履いていた。つらい。汗で気持ち悪い。おなかがすいた。こんな状態でまたどしゃ降りになった。もう最悪。この時ほど大阪の天気がなんていやらしいんだろうと思ったことはない。とにかくころころ変わるし、快くない天気である。
いろんな人に、某ガイドに載っている地図を見せたがわからないと言われる。みんながみんな、「この地図は簡略されすぎていてわかりにくい」と口をそろえる。まったく最悪なガイド本だ。くそ「るる○」!「マッ○ル」のほうがより詳しいぞ!2時間半歩き回り、「つちはし」へ行くのを断念した。もううす暗くなってきている。あー最悪。
目的「鶴橋で朝鮮気分にひたろう」

これは、さっきので時間がかかりすぎて中止にしました。
目的「大阪のインターネットカフェに行って、みんなにこれまでの報告をして、そんでもってみんなのページは更新されているか見てみよう」

時間があまりないのと、くそ「る○ぶ」のへなちょこ超簡略地図でわかりにくかったので、これも中止にしました。
目的「てんてんさんのお勧め、十三の『やまもと』でねぎ焼きを食べに行こう!」

てんてんさんの掲示板で「学会の帰りに、大阪、和歌山、静岡、東京のどこかに行ってみたいんですが、
(日帰りで)お勧めスポットはありますか?」と書き込んだところ、Lynxさんの和歌山情報は「日帰りは無理」とあり、
てんてんさんの大阪情報は、いろんなコースを書いてくれたので、「じゃあ、大阪めぐりにしよう」ということがあったので、
今回の大阪ツアーが企画されたのでした。
当初は土曜日がセブンイレブンの夜勤があるので、日帰りの予定でいました。しかし、てんてんさん情報+ダメダメ「○るぶ」の情報を組み合わせると、どうしても「日帰り見学じゃ物足りなすぎる!」という結論になってしまい
人のいいオーナーに申し訳無く思いながら「土曜の夜勤は休ませてください。日曜に行きますから」
と懇願して、大阪一泊できることになりました。
前置きが長くなりましたが、そのてんてんさん情報の中に、十三ってとこにある「やまもと」っていう店でねぎ焼きを食べるといいよとありました。
さっそく京橋駅から梅田駅に移動。途中の乗り換えの時に、かばんをあさったら一日券を買ったときにおばちゃんがくれたガイドに、
「一日券を見せると入場料が安くなる」
と書いてあることに気づく。今回の旅程で関連した場所は通天閣だけだが。まあ、過ぎた事はしょうがない。
B‘Zを聞きながら梅田到着。ここから十三に行くには、阪急電鉄でいくしかない。一日券は阪急電鉄では使用できないので、お金を払う。
片道150円だったと思う。梅田駅の公衆電話で電話帳を取り出し、カプセルホテルの欄をみる。
昼ごろいったカプセルに一応予約した方がいいかなと考えたからだ。しかし、そこのホテルの名前は載っていなかった。
まあ、ほかにもカプセルホテルはあるから、いざとなったらそこに行くかと思った
しかし、歩くたびに足が痛い。まめが行動を妨げる。研究室に配属されてから運動することをしなくなってきているからよけいにつらい。
この分だとかなりやせるのではないかと思う。いい傾向だ。
十三に到着し、「やまもと」を探す。駅の看板にあたりの地図が載っていて、「やまもと」も掲載されていた。その地図のおかげですぐに店を発見することが出来た。 けっこう並んでいたから発見するのは、たやすかった。私もその列に並ぶ。
疲れた。腹も減っているが、座れるのはまだ先っぽい。途中、店員が「並んでいる間に焼いときますから、オーダーしてください」と言った。
私は「ねぎ焼き一つ」と言った。ところが「なんのねぎ焼きにします?」と返された。どうやらなにか乗せないといけないのかと思い、
店の前に書いてあったメニュー表をみて「肉ねぎ焼き一つ」とオーダーした。
(たしか肉は牛肉のことで、豚肉のことは豚ねぎ焼きといえばいいんでしたっけ?)
二つ後ろのおねーちゃんグループにオーダーがまわると、「えっ、なにがあるんだろう?」と言い出し、
後ろの一つ後ろのグループが「○○ねぎ焼き(名前は忘れてしまった。たしか1300円台だったと思う。肉ねぎ焼きではない)がここではうまいんですよ。
」といって二つ後ろのグループはそれをオーダーした。早くそれをさとちんに教えて欲しかった。
並んでいる最中、「やまもと」のとなりのお店がキャバクラかなんかのお店で、店の前を通る男性に呼び込みの男性が声をかけてくる。 その様子を見て暇をつぶす。しかし、この呼び込みの男性は明るく声をかけている。
広島の繁華街や、大阪一泊目のホテル近くの歓楽街の風俗の呼び込みのおやじのように低い声じゃない。聞いていて気持ちがいい。
でも入らないもーん。
並ぶ事4、50分やっと座ることができた。それほど待たずにねぎ焼きがでてきた。
ビールも頼みたかったが、そこは我慢した。いただきまーす。
ねぎ焼きをこのとき初めて食べたのだが、どうやって味を表現したらいいのだろう?なんとも不思議というか体験したことのない味と食感だった。
実は、並んでいる最中に気持ち悪くなって食欲が減退していたので、ねぎやきが出てきたときに「うげー」となりそうだった。
せっかく並んでいたのに残すなんてもったいないし、出来ないよ。と思っていた。いざ、食べ出すと食が進んだ。なんだかんだですぐに平らげてしまった。決して量が少ないわけではない。ねぎが食欲を増させたのだろうか?おそるべし「ねぎやき」。店員さんがしきりに水を入れてくれる。その様子がめちゃびっくりするし、面白い。ぜひ自分の目で確かめる事をすすめる。
食べ終え、並んでいる人が早く食べられるようにとすぐさま店を出た。そして駅までダッシュする。
隣りの店の呼び込みにつかまらないようにするためである。十三から梅田に移動。次は・・ ・
目的「今度こそカプセルホテルにいってみよう」

この時点でかなりしんどい状態だった。全身が痛く、汗で気持ちが悪い。早く止まるとこを確保して、休みたいという欲求にかられた。地下鉄梅田駅から心斎橋駅に移動。下見したホテルに向かう。夜の大阪は警察があちこちに立っている。護送車もスタンバっている。 B‘ZのCD キャンペーンを途中の道でやっていた。やっぱりそこでは3000円だった。 迷うことなく、カプセルホテルに到着。

今度は入り口が開いている。中に入るとけっこう豪華。新しくできたとこなのだろうか?靴箱に靴を入れて付属の鍵で閉め、フロントへ。
どうやら、その靴箱で部屋がどれだけ空いているかがわかる仕組みらしい。8時近くでは、そんなに人はいないみたい。
さっそくフロントで受付を済ませる。2段式のオーソドックスな2500円コースと、個室のある4000円コースの2種類があって、
個室を選んだ。さっそく鍵を渡され、部屋に向かう。部屋についたが、ドアがない。アコーデオンカーテンがドアのかわりであった。
じゃあ、いったいフロントで渡された鍵はどこで使うんだ?と思った。カーテンを開けるとなぞが解けた。部屋内のロッカーの鍵であった。
とりあえずベッドで休む。あー疲れた。邪魔なものは全部脱ぎ、服などの重さから解消された。
テレビ付きで、暫くテレビを見ていた。ラジオも聞けちゃう。なんて豪華なんだ。
(所詮貧乏人はこれだけで豪華と感じてしまう)予想通り、有線も見れちゃうらしい。
今回はカプセルの天井にボタンが付いていて、一晩(〜4:00)800円とのこと。
はっきりいって見る気にはならなかった。それだけ疲れていたのである。一通り番組を見たら、さっそく汗を流そうと考えた。

付属の寝間着にいったん着替えて7Fの大浴場に行く。この時間は空いているのか、そんなに人はいなかった。大浴場のそとに露天泡風呂があったので、そこに入って疲れを取る。めっちゃ気持ちよかった。再び大浴場で暖まり。風呂からでた。

サウナもあったのだが、風邪を引きやすくなるので今回は入らなかった。浴場には使い捨て歯ブラシ、かみそりが置いてありこれらを使用してさらに気持ちよくなる。そんでもってノベルティを少し頂いた。ジュースと煙草を買い、6Fの広間でテレビを見ながら煙草を吸いつつ新聞を見つつジュースを飲んでいた。

新聞の大阪に関する記事を見た。そこには、「ひっかけ橋で傷害、少年ら26人を逮捕」とあった。なんと!ホテルから例の橋まではそんなに無いところに位置している。内容は、家出少年少女のグループがひっかけ橋にて通行人を恐喝。恐喝を受けた一人が別の家出少年少女のグループに所属していて、報復のためにグループを連れて乱闘し、関わった人間を逮捕ということらしい。ひぇーもう少し大阪に着くのが早かったら、恐喝に巻き込まれたんじゃないのかと驚いてしまった。この記事を見て笑ってしまったのが、どっちかのグループが下は14歳、上が26歳とあった。俺より年上で、家出っちゃどういうことやねん。26にもなったら、少年らと遊んでる場合ちゃうんか?と思った。


9月20日(天気:めっちゃ快晴)

B‘ZのCDを聞く。この時は、前に購入したPreasureの方を聞いていた。
早くガキ使が始まらないかと思っていた。テレビを見ていたのだが、なんだかえっちい番組が放送されていた。別に有線ボタンに触れた覚えはない。大阪に住むひとならわかるのではないかと思うが、西川のりおの「のり天」という番組であった。何が驚いたかって、Hホテルがスポンサーになっているのが驚いた。一種のカルチャーショックだ。普通、(茨城県では)考えられないことである。ほかの番組は面白くないので、その「のり天」を見ている。だんだん眠くなる。やっとその番組が終わり、ガキ使が始まる。見たことのないVTRなので「やっぱり早くやるんだ」と思っていた。なかなか笑えた。(この回は大沼Dドけち伝説の話)電波が始まった。わくわく、ひさびさにテレビでなすび様にお会い出来ろとは。(いままで学会の準備で忙しかったので、研究室のラジオで音声だけで楽しんでいた)内容は・・あれ、聞いた事のある話じゃないのか?やっぱりそうだ。この回のなすびは知っているぞ。しかも2週間も前のやつじゃないか?どうやら、再放送かなんからしいことが判明。例のガキ使も、弟の話じゃ前にそれをやっていたといっていた。そんなぁ。 せっかく起きていたのに。目覚しをかけて寝る事にする。おやすみー。 翌日(?)7時起床。準備を済ませて7時半ホテルを出た。まだ、警官は見回っていた。
すごいぞ大阪。心斎橋駅に向かい、一日券の有効が切れているので新しい切符を購入し、JR大阪駅に向かう。

考えてみれば、朝から何も食べていない。新幹線で「食べ物、飲み物はいかがですか」とまわってきたので、安そうなサンドイッチを購入。
しかし、販売員の次の言葉に驚いた。 「ありがとうございます、700円です」なぬ?こんな学生生協で300円もしないようなのが700円?いったい弁当だったらいくらするのだろうか?恐ろしい。泣く泣く700円を支払う。「お飲み物はいかがですか?」とのたまったので「いるか!!」といいたかったが、そこは紳士のさとちん。「あ、結構です」と言った。一口食べただけでお腹がいっぱいになってしまい。とりあえずかばんにしまった。CDがあったので退屈せずにすみ、あっという間に東京駅到着。東京名物「キティちゃん焼き」を買いたかったが、ちょっと恥ずかしかったのでやめた。去年はお嬢(学部時代にいっしょに研究をした人。現在就職中)が就職活動の帰りに買ってきてくれて、みんなで食べたのだが・・ちょっとなつかしく思った。卒業して就職した同期のやつらは元気だろうかと考えた。 東京駅から山の手で上野に移動。上野駅から鈍行で帰ろうかと思ったが、
なんだか早く帰りたくなったので、特急券を購入。すぐに乗り込み、私の住む街に急いで向かう。その特急の中、B‘ZのTreasureを聞いていて、「いつかのメリークリスマス」がかかる。さとちんは、このアルバムを買うまで、この曲を聞いた事がなかった。歌詞カードを見ながら歌に浸った。なんだか、やさしい気持ちになってくる。愛する人たち、つまりさとちんの好きな人や、ネットで知り合った人たちに出会えてよかったと心から思えてくるようになった。実際、この旅でいろいろなネットの友人たちから情報とかを得たことで面白い旅になったのですから。本当にみなさんに出会えたことに対して感謝しています。 こうして、無事に私の住む街に到着しました。帰り学校によってお土産を置いていき、帰宅。
さとちんの旅、これにて終了

旅が終わって

旅が終わり、学会も終わったことでやっと本当の夏休みが到来しました。
自分が一人でどっか知らない場所を歩くなんて、想像もついていなかったんじゃないかと思う。
でも、こうやって、行ってまわれた事は本当に素晴らしいことだったと思っています。最後になりましたが、
大阪情報とか18切符のことなんかをいろいろこと細かに教えてくれた「てんてん」さん、飛行機嫌いの私ですが、飛行機情報に関していろいろ教えてくれ、しかも広島風お好み焼きの情報をくれた「鬼の先輩」さん、
広島ぷよまん情報の「いぬまさ」さん、旅の心得は、いっぱいもっていきつつ景色を楽しむことだと教えてくれた「じゅんじゅん」さん、
大阪お好み焼き情報をゲストブックで書いてくれた「all−s」さん、和歌山のことについて教えてくれた「lynx」さん、
出発当日台風がくるのを心配してくれた「misa」さん、おかえりのメールをくれた「はなみずき」さん、
ほかにもねぎらってくれた「他大勢のみなさん」どうもありがとう御座いました。

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