新型コロナウイルス蔓延とマスク
2019年12月以降 中国湖北省武漢市において原因不明の肺炎患者から新種のウイルスが発見され 瞬く間に中国から欧州に広がり 2020年1月には日本でも患者が出始め全国に蔓延していった。
日本国内の患者は8万5千人を超え(死者約1千600人) 茨城県でも患者700名弱(死者17名)が発生している。(日立市内では患者11名)
全世界では約3千4百万人の患者と100万人を超えるの死者が出ている有様である。
さらに米国では1ケ月後の大統領選挙を控えている時期に トランプ大統領が感染入院し今後の動向が注目されている。 (いずれも2020年10月1日現在)
発生当初はマスクの着用は世界的にはあまり普及しなかった。しかし日本で蔓延が始まると感染予防に効果があるとのことで着用する者が増えてきた。日本人は以前からマスクを着用する習慣があり抵抗なく着用し 国内のみならず世界的にマスク不足となってきた。
以下注目されるマスクについて記す。
注:1)国内に於いて 過去3年間に7回の流行の波があり 2022年10月頃から第8波が押し寄せており2023年に
入って やや下がり気味になってはいるが 安心できない。
2023年1月31日現在 全国;患者数3256万人弱(死者7万人弱) 茨城県;患者数62万人弱(死者約1,200人)
2)数次にわたる新型コロナの蔓延も次第に落着き始め 厚生労働省は 2023年5月8日感染症分類を
第3類から第5類に下げ、日常生活でのマスク着用が緩和されたが 人込みではまだ マスク着用者が多い。
マイマスク(自作マスク)
市中でマスクが品薄になると盛んにマスクを手作りしようとの紹介が増え 私もネットで調べ自作してみた。
当初は慣れないこともあり苦労したが 慣れるとともに結構面白く11枚作った。
目下 自作マスクを妻も愛用(?)していた。
しかし その後不織布のマスクが推奨されるようになり、手作りマスク着用者は影を潜めた。
自作マスク(上:通年用 中:冬季用 下:夏季用)
アベノマスク
マスクが品薄となり何時手に入るか判らない状態になった時 安倍首相が「全国民にマスクを配布する」と宣言した。しかし日立市内に配布されたのは 2020年5月下旬になってからで その頃はマスクも店頭に並び始めていた。しかも”アベノマスク”は布製で大人には小さく 子供用だと揶揄され評判を落としてしまった。
市内外でアベノマスクを着用している人を見たことも無いし 提案者の安倍首相もアベノマスクを着用した姿を拝見したこともない。
追記 その後の研究で新型コロナウイルスには不織布マスクが推奨されるようになり アベノマスクはすっかり影をひそめてしまった。
(2023.02.01)
アベノマスク(包装表)
アベノマスク(包装裏)
リトアニアから送られたマスク
新型コロナウイルス蔓延は世界経済にも大きな影響を与え 観光業にも大打撃を与えた。
リトアニアにある”杉原千畝記念館”も「国内外からの入館者が途絶え 入館料の収入が無くなり職員の給与にも窮し 記念館存続も危なく 寄付金を募る」との情報が入りJORDAN会でリトアニア旅行参加者への募金の連絡があったのでささやかな寄付をした。
朝日新聞6月3日「声」欄にも投稿が載っていた。
朝日新聞6月3日「声」
しばらくして送られてきたのは 何とリトアニア製のマスクである。生地はリトアニア伝統のリネン(麻)で マスクの右側には 杉原氏が勤務していた当時の「リトアニア領事官の印章」が刺繍してあり 大変感激した。アベノマスクとは大違い!!