タイトル ネクスト・ソサエティ
著者／発行 P.F.ドラッカー ／ ダイヤモンド社
感想 　今までにもP.F.ドラッカーの本は読んだが、２１世紀に対しての提言書としては、まさにこの本が集大成として言い当てているのではないかと感じた。キーワードは知識労働者、イノベーション、そしてNPOであるということを強く受け止めた。すなわち集団よりも個人個人の能力が求められる時代。その個人が革命を起こす。しかし個人はただ一人ではなく、また企業の一員としてだけではなく、コミュニティーの一員として活躍する時が来たと。
　組織という言葉があるが、コミュニティーの中にそれは含まれるし、さらにいくつかの組織や組織の外にあるものもこのコミュニティーに包含される。NPOはコミュニティーのひとつである。
　この本を読んで考えさせられたのは、人間が一人ひとりの力を最大限に出していかなければ、いずれ地球の崩壊につながるぞという警告を発していているのだということだった。特に日本は・・・・。
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