タイトル 沈まぬ太陽(全5巻)
著者/発行 山崎豊子 / 新潮文庫
感想  一気に読んでしまった。感動した!ある航空会社に勤める主人公とその家族が味わう痛烈な人生を、事実を基にして描いた男のロマンとも言えるドラマだ。自分もこの男と同じような生き方ができるだろうか。否、できないとしても、つらくても正しいと思う人生を突っ走る姿を目標として生きていきたいと感じた。なぜ海外を転々と流されても、歯を食いしばり生き続けるのか。これは個人の単なるエゴではなく、人のために尽くすという信念を貫かねばならない人間の孤独との戦いであった。後半に御巣鷹山の飛行機墜落事故の話が出てくる。何というか、目の前に現場があるようなリアリティがある。安全とは何か、人とは何か、家庭とは何かを考えさせられる超大作であった。
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