国道から林道へ入るとヘッドランプを点けた登山者がかなり大勢歩いているのにビックリ。
階段下の駐車場は既に8割方埋まっていて、みんな出発準備をしている。
5:40 滝沢橋登山口(階段下)を出発。
ポストに登山届を出して、階段を登る。 ブナの根がむき出しになった登山道は以前に比べて、かなり荒れているようだ。
気温は低いが風も無く、絶好の登山日和。 荷物も軽く、快調に歩く。
積雪期には尾根を直登するのでかなり急に感じるが、登山道はジグザクに高度を上げていくので、意外に楽である。
1800m付近に来たら樹林の向こう右手に大戸沢岳の頭が見えだす。
更に左手に燧ケ岳の頭が少し現われる。
”樹林の間から見える燧ケ岳” 先週の根名草山と似た風景
2000mの手前で会津駒ケ岳の全貌が姿を現す。 晴れているが、早くも雲が湧き出しそうな気配。
2000m付近から木道になり、視界は一気に広がる。草紅葉と所々に点在するナナカマドの赤、
緑の笹とのコントラストが美しい。
”2000m付近から見た会津駒ケ岳〜大戸沢岳の稜線”

”駒ノ小屋への登り斜面と草紅葉”

”駒ノ小屋が見えてきた”

”会津駒ケ岳全景”
やがて駒ノ小屋に到着。 頂上付近にガスが出始めたので小屋には寄らずに其のまま頂上へ向かう。

”駒大池と会津駒ケ岳”
左側から回り込むようにして頂上に到着。
7:50 会津駒ケ岳
ここまで2時間ちょっとで来たことになる。 積雪期の場合の半分の時間だ。 頂上は回りをオオシラビソに囲まれているので眺望はイマイチ。

”頂上の標柱” 3月はこれが雪の下であった。
中門岳方面を覗いてみると、ガスが湧き上がってきている。
足を延ばしても視界は悪そうなので先に進むのは断念して小屋方面へ戻る。

”木道と草紅葉”
8:20 駒ノ小屋。
小屋下のベンチで休憩。 登山者が続々と登ってくる。今夜の宿泊客もいる。

”駒大池と紅葉”
会津駒ケ岳の頂上付近はガスで隠れてしまった。
ゆっくりと休憩のあと、下山とする。

”下山の途中から、日光連山” 右に白根山、左に男体山と真名子、女峰山
ひっきりなしに登ってくる登山者とのすれ違いに忙しい。 かなりの数である。 登山道が荒れている訳が解った。納得。
10:30 登山口。
この時間も今から登り始める人達がかなりいる。 この山は人気の山である。
2008年山行一覧表 東北の山、山行一覧表
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