山スキーのページ
那須連峰
赤面山〜北東尾根
2008年2月22日(金)
”赤面山から那須茶臼岳と朝日岳、スダレ山”
[概要]
やっと春先の周期天気になってきたようで、移動性高気圧に覆われた春のような天気。赤面山に出掛けてみた。
今回は昨年降りた尾根の更に北側の尾根をトライ。 変化があって面白いコースだが、ルートを間違うと 厄介な複雑な地形。
吹雪も困るが天気が良過ぎるのも度が過ぎるとダメ。 眺望は素晴らしかったが、 重くなった雪は滑らず体力を要す。 それでも樹林帯はそこそこの雪でルーファイしながらのんびりと春の一日を を満喫。
[メンバー] :単独
[山域&山名]:那須連峰(福島)、赤面山(1701m)
[天候 ] :晴れ
[行程 ] :駐車場(1100m)8:20 - 10:20赤面山10:40 - 11:20 1600m付近 - 13:00 1050m付近 - 13:30有料道路(915m)
8:20 スキー場跡地
朝から快晴で気温も高いので、アウターなしで登高開始。
昨年来た時よりは雪は多いがそれでも ゲレンデ跡地はブッシュだらけ。 強風でパックされた雪は登るには楽チン。
一汗かいてスキー場の上にある赤面山の登山口に到着。ここからはブナ林の中を行く。
”登山口の標識(1500m地点)”
ブナ林を過ぎると低潅木帯になり、頂上は間近。 左手に少し雪を被った那須茶臼岳が見え出す。(トップの写真)
1600mを過ぎると風で飛ばされて雪は殆ど着いていない。
やがて頂上に到着。
10:20 赤面山
”頂上の標識”
”頂上からのパノラマ。 左から茶臼岳、朝日岳、スダレ山、三本槍、右に旭岳”
少し休んで先に進む。稜線は殆ど雪がないので、少し東寄りの斜面をシールのまま下る。
左手の旭岳の鋭鋒が真っ白に輝く。
”ピラミダルな旭岳”
1600mまで降りると本格的な雪の斜面。ここが本日唯一の無木立の斜面。
少し休憩し腹ごしらえの後、滑走に入る。 日射しを受けた雪面はちょっと重くなっているが、斜度があるので100mほどの斜面もあっと云う間に降りてしまう。
”1600m付近の斜面を振り返る”
昨年降りた尾根の一つ北側の尾根に向かう。適当に疎らなブナ林の中は雪質もまずまずでツリーランに最適。
しばらくして、谷津田川の源頭を横切る。
”谷津田川の源頭を滑る”
この辺りに来たら気温は更に上がって、雪面は水が浮いたようになって大変重い。 なるべく日陰の斜面を選びながら滑る。
1400m付近は右に雪疵が張り出したヤセ尾根である。ここを慎重に通過。 さらに下ると植生はカラマツに変わる。
”1400m付近のヤセ尾根”
この尾根もツアーコースになっているようで、所々の木に番号標識が掛かっている。これも白河山岳会 が設置したものであろうか。
”ツアー標識”
1020mのコルを通過し少し登り返す。 昨年は道路へ出るのに安易にショートカットを選んで、 渡渉に苦労したので、今回は地形図を良く見て 降りたら簡単に道路までスキーで降りることが出来た。
13:40 有料道路脇下山口
本日の滑りはここまで。
スキーと荷物を道路脇にデポし、歩いて駐車場まで戻り、車を回収した。
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