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<bgsound src="ich.mid" loop=-1> 那須連峰  三本槍ケ岳、中の大倉尾根
2008年10月10日(金)


”中の大倉尾根と赤面山分岐から見た朝日岳と紅葉”

[概要]
紅葉のピークと好天のタイミングは毎年なかなか一致しないが、今回はタイミングぴったりであった。
那須は紅葉の名所だが茶臼岳方面は大変な人出となるので、今年は、中の大倉尾根から登ってみたが、これが大正解。
朝日岳から鬼面山への斜面の紅葉は見事だった。


[メンバー]  :単独
[山域&山名]:那須連峰(栃木、福島)、三本槍ケ岳(1917m)、中の大倉尾根 (登山口との標高差約800m)

[天候 ]      :晴れ
[行程 ]      :北温泉登山口(1130m)6:00 - 8:30三本槍ケ岳8:50 - 9:40 1900mピーク10:10 - 12:10北温泉登山口


那須甲子道路側から入ったが、先月から無料通行となったのが有り難い。
北温泉手前にある10台くらい置ける駐車場は殆ど埋まっていた。

6:00   北温泉登山口(駐車場)を出発。

温泉に通じる道路脇の木々は既に紅葉している。 この分だと稜線はピークを過ぎているのでは、と心配になる。







”北温泉への導入路”





温泉の脇から、よく整備された階段、登山路を進む。最初はちょっと急であるが、すぐに緩やかになって、左手の毘沙門沢を木立越しにみながら 高度を上げる。

1462mのピークの左手から左折し、中の大倉尾根に入る。暫くはブナ林が続くがその内に朝日岳の尖った頭と赤い山肌が姿を現す。







”樹林の間から見える朝日岳の頭” 





やがて潅木帯になって、右手の沢越しになだらかな赤面山が見え出す。


正面にスダレ山の斜面。紅葉と 緑の笹とのコントラストが美しい。







”スダレ山” スキーに絶好の斜面。





朝日岳から鬼面山への斜面の紅葉が朝日を浴びて真っ赤に輝いている。 燃える山とはこういうことを云うんだろう。




     ”朝日岳の紅葉部分をアップ”


高度を上げて行くと、少しづつ景色も変わる。




     ”1700m付近から見た朝日岳”


赤面山への分岐を過ぎるとなだらかになる。






     ”1800m付近から見た朝日岳と右の1900mのピーク、そして清水平”


清水平への分岐を過ぎて三本槍ケ岳へ向かう。 茶臼岳方面からの登山者が続々とこちらに向かってくる。








”清水平への分岐付近から見た三本槍ケ岳”





平坦地を過ぎて、三本槍ケ岳の最後の登りに掛かる。




8:30   三本槍ケ岳

なだらかな頂上には5〜6人が休憩していた。 ここからは遮るものなし360度ぐるりと見渡せる。




     ”大峠の向こうに三倉山、大倉山” ミニ飯豊と云われるとおり良い形をしている。


休憩のあと、隠居倉方面へ向かう。
清水平の木道を渡り、急勾配を少し登ると1900mのピークへ出る。
ここも展望台のような位置で、三本槍ケ岳の南斜面 がよく見える。 残念ながら日が陰ってしまったので、雲が切れるまで、ここで暫く休憩。








”朝日岳と右にちょっと茶臼岳”









     ”1900mのピークから清水平と、中の大倉尾根方面を振り返る”


やっと、日が射してきたので、三本槍ケ岳を写真に収めて下山に掛かる。





     ”三本槍ケ岳の南斜面の紅葉”


ゆっくりと来た道を戻る。 この時間になったら空はかなりの範囲で雲に覆われてきた。








”中の大倉尾根”




尾根にはMt.ジーンズのゴンドラを利用したハイキング客が大勢登ってきている。
スキー場への分岐を右に折れて、北温泉方面へ。

温泉から最後、少し登り返して出発地点の駐車場へ戻った。



12:10   北温泉登山口




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