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<bgsound src="hosinosekai.mid" loop=-1> 吾妻連峰  高山
2008年1月21日(月)


”高山へ登る途中のブナ林”

[概要]
関東地方は雪の予報。こういう時は東北の山は落ち着いているだろうと勝手に判断。前から気になっていた 吾妻連峰の高山へ出掛けてみた。
通常、「高山下り」と称して吾妻小舎を拠点に土湯まで下るクラシックコースである。標高差1150m、往復 16km。この時期としてはかなりきついルートだが、行けるところまで行こうとスタート。

[メンバー]  :単独
[山域&山名]:吾妻連峰(福島)、高山(1805m)

[天候 ]      :雪のち晴れ
[行程 ]      :男沼下駐車スポット(660m)7:50 - 登山口8:55 - 12:30 1500m地点12:50 - 14:20駐車スポット



7:50   男沼下駐車スポット出発。

登山口までのルートが間違い易いといろいろな報告にあるので、まずは注意して進む。間もなく不動沢温泉の分岐に出て、 ゲートを通過。

空は明るいが雪が降っている。林道は新雪が積もっているがスキーのトレースがあるので、それを利用して進む。 単調なシール歩行だ。
途中のヘアピンカーブは適当にショートカット。一時間ちょっとで登山口を通過。


8:55   登山口を通過。

少しづつ登りになり、やがて尾根に取り付く。ここまで来ればルートはOK。あとは登るのみ。
えぐられたボブスレーのようなコースが暫く続く。

ここにきて右足の踵の内側にマメができたようだ。 靴の金具を殆ど締めないで歩いたので擦れたみたい。応急処置をして歩くが、やはり痛む。まっ、行ける所まで 行くか。

なだらかなブナ林(トップの写真)を通ってやがて細い尾根に来ると左側の視界が開ける。ここが通称「フンドシ」 と称する所だ。








 ”通称「フンドシ」と云われるヤセ尾根”







     ”箕輪山方面”

ここまで続いたトレースもこの先は昨日の雪で完全に消えている。フカフカの新雪を浅いラッセルで進むが、 スピードがガクンと落ちる。
この分だと頂上まではきつそうなので、行ける所までと、目標を変更。こういう決断は早い。









 ”木々の間から見える箕輪山”




ヤセ尾根を通過した辺りから天候は回復し、日射しが強くなってきた。天候が良いのは有り難いが、 雪質が低下してしまう。と云うことを理由に1500m地点で本日の登りは終了。

12:30   1500m地点。









 ”1500m地点のフカフカ雪”



ザックを下ろして大休止。持参した昼飯をユックリ食う。樹林帯の中は風もなく暖かい。

シールを外していよいよ下り。日が当たるところは雪が少し重くなってしまったが、樹林帯は最高の 雪質。締まった雪の上に30cmくらいの新雪がのって、すこぶる滑り易い。

立木が混んでいるところはぶつからないように注意。
1000mから下はボブスレーコース。緩やかに見えるが良く滑るので、ブレーキが忙しい。

林道に出てからは、ショートカットなしで、道なりに昨日のトレースに乗って快調に滑る。
スキーを履いたまま、殆ど歩くことも無く、駐車スポットまで到達。


14:20   駐車スポット

登りは時間がかかるが、下りはあっと云う間である。このコースはやっぱり下りがいいようだ。(当然か)




     ”帰る途中の道路から見た高山”




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