予報では良いはずの天気が余りかんばしくない。天気の回復が遅れているようだ。 林道終点の車の中で時間調整のため一時間ほど待機。
7:30 大峠林道終点
林道を暫く歩いたあと、鏡沼方面に折れて登りになる。
沼までは良く整備された登山道で歩き易い。
なだらかな登山道をゆっくり歩いていくとやがて平坦になり鏡沼へ出た。
残念ながらガスで視界はきかないが大きな沼である。
”ガスの中の鏡沼”
鏡沼から登山道は一変し、整備されてない荒れた急登に替わる。
15分ほどで、稜線に出たが、かなりの強風と細かい水滴がぶつかるので、雨具を着用。
この稜線の登山道も殆ど整備されてなく、腰まで潜る笹をかき分けながらの前進である。
9:20 三本槍岳
視界が殆どきかないので、ここは素通りする。
北温泉方面の分岐を過ぎて清水平へ出ると、少しづつ視界が広がってきた。雲の流れが速い。
熊見曾根までは100mの登り返し。整備された階段状の登山道を登る。
”ガスの切れ間から顔を出す朝日岳”
熊見曾根付近の稜線は物凄い風である。那須は風の名所。かなり強烈だ。 飛ばされるので、
這いつくばるようにして前進し早々に稜線から離れる。
ここまで来ると、ガスは切れて周囲が見通せるようになる。

”隠居倉方面”
熊見曾根から尾根を下り、少し登り返すと隠居倉で出た。
10:40 隠居倉
ここは茶臼岳、三本槍岳、の展望台のような場所で、雲が切れて噴煙を上げる茶臼岳が目の前に迫る。

”噴煙を上げる茶臼岳”

”熊見曾根と朝日岳を振り返る”あと一ケ月するとこの斜面が真っ赤になる。

”流石山、三倉山と大峠”
隠居倉から三斗小屋温泉までは360mの下りである。少し色付き始めた尾根を見ながら急な登山道を下る。

”隠居倉からの下り”

”流石山、三倉山と大峠が更に近づく”

”三斗小屋温泉の源泉”
源泉を過ぎれば、三斗小屋温泉は間近だ。
11:30 三斗小屋温泉
三斗小屋温泉からは沢を3回横切る。その都度少し登り返すので、意外に時間が掛かる。最後に100mほど登り返すと
大峠に着いた。
12:40 大峠
大峠は江戸時代に開かれた、会津と関東を結ぶ会津街道の要衝で、戊辰戦争の戦場にもなったところである。

”大峠。背景は旭岳”
大峠からは少し下り、最後は林道歩きを20分ほどして、駐車場に着いた。
13:20 林道終点
2009年山行一覧表
那須、日光、尾瀬-山行記録
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