山スキーのページ
安達太良連峰
鉄山-西尾根
2009年1月21日(水)
”鉄山-西尾根の1400m付近の斜面”
[概要]
風邪をひいて体調不良だったが、やっと治ったので足慣らしに軽い山ということで、鉄山-西尾根へ出掛けた。
通常は烈風が吹き付ける箕輪山系だが、この日は季節外れの暖かさで、まるで春スキーの趣。
暖かくて楽々な登りだったが、その分下りの雪質はやや重め。しかし積雪は豊富にあり、久し振りのツアーをのんびりと 楽しめた。
[メンバー] :単独
[山域&山名]:安達太良連峰(福島)、鉄山(1709m)
[天候 ] :晴れ
[行程 ] :箕輪スキー場リフト降り場(1450m)9:30 - 10:45 鉄山避難小屋11:15 - 11:45 1300m付近 - 13:00国道
9:30 スキー場のトップを出発。
登山届を出し、リフト降り場からシールを付けて出発。
箕輪山に登ってもシュカブラが大きく、下りは滑りにならないので 直接鉄山へ向かうルートをとる。
風も殆ど無く、暖かい。 磐梯山の爆裂口がこの方角からだと良く見える。
”登りの途中からみた磐梯山方面”
パックされた雪とシュカブラの雪の造形を見ながらショートカット気味に進む。
やがて、仏沢の源頭を通過。 昨年来た時、吹雪かれて迷い込んだ沢が見える。
”仏沢の源頭付近”
ここから少し下って、雪原地帯を行く。スノーハイクである。雪面は強風でパックされているので大変歩き易い。
”箕輪山を見上げる”
”風紋が美しい”
”鉄山方面もコブで覆われている”
右に回り込むように進むと避難小屋が凄い形相で姿を現す。ガリガリに氷着いているが、風下側の窓から中に入ることが出来る。
10:45 鉄山避難小屋。
”鉄山避難小屋”
比較的暖かいので小屋に入らず、小屋の脇で休憩。
休憩の後、 シールを外して滑降開始。シュカブラが多いので、ルートを選びながら目印のプロペラの碑を目指す。
”プロペラの碑(シャクナゲの碑)”完全なエビのしっぽで固まっている。
今日は視界が良いので、ルートファインディングは容易である。尾根を外さないように下る。
”1400m付近の今日一番の斜面”
この辺りに来ると気温も上がり重い雪に変わってきた。
”1300m付近のブナの緩斜面”
1000m付近の潅木が込み入った急斜面を下りきると、渡渉地点が視界に入って、左の115号線を走る車の姿が見えるようになる。
例年、雪が少なくて渡渉に苦労するが、今年はシッカリ、スノーブリッジが出来ているので、スキーのまま渡る。
渡渉のあと、高低差のない最後の林道をシール歩行、115号に出た。
13:00 国道115号。
徒歩でスキー場まで30分移動し、下山報告の後、 車を回収し帰途に着いた。
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