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<bgsound src="s_song.mid" loop=-1> 南会津  家向山、巽沢山、
2010年3月28日(日)


”家向山から見た三ツ岩岳、窓明山”

[概要]
南会津シリーズの3回目は、家向山、巽沢山。 三ツ岩岳の東側に位置し、窓明山へ尾根が続いている。

窓明山までと考えていたが、午後から天気が崩れる予報の為、窓明山へのルート調査を兼ねて、家向山までで引き返した。

南会津の山は尾根まで取り付けばどの山も山スキー向きであり、変化があって楽しい。

[メンバー]  :単独
[山域&山名]:南会津(福島)、家向山(1520m)、巽沢山(1162m)      (登山口からの標高差、登り、下り:750m、合計距離:7.2km)
[天候 ]      :曇り
[行程 ]      :保太橋登山口(770m)6:15 - 7:30 巽沢山 - 9:00家向山手前ピーク 9:30 - 10:50登山口


6:15   保太橋登山口

天気が崩れる前に下山する必要があり、早めの出発。  今日は3月末としてはかなり低い気温で出発時は-5℃。

国道からカラマツ林を抜け、灌木の込み入った急斜面をトラバースしながら、50mほど登って尾根に取り付く。
雪の付き具合は余り良くなく、所々途切れている。





        ”ヤセ尾根を行く”


ヤセ尾根の急登を暫く行くと1006mのピークに出て、そこからは雪が完全に繋がる。


暫くヤセ尾根が続き、1050m付近から広い尾根になり歩きやすくなる。この辺りから締まった雪の表面に昨夜降った雪がウッスラと積もり出す。

気温が低いので灌木に着いた霧氷が解けないでいる。 よく見ると非常に美しい。 自然の造形だ。





        ”灌木に着いた霧氷” 



やがてなだらかなピークの巽沢山へ着いた。


7:30   巽沢山

曇っていて眺望は良くないが左手に三ツ岩岳と、大戸沢岳が霞んで見える。


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        ”巽沢山から見た家向山”


巽沢山から少し下り、そこから緩やかな登り。 1200mを過ぎると新雪が5cm程度になる。

家向山西側のピークは雪庇が発達して、日頃の風雪の強さを物語っている。





        ”雪庇が発達した手前ピークと、右、家向山”


9:00   家向山手前ピーク

左手に窓明山と三ツ岩岳の稜線が見える。 ここから窓明山まで往復、約3時間。 この時刻であれば窓明山まで行くことは可能だが、 空はどんよりと曇り、午後から天気が崩れる予報なので諦めて、この先は次回の楽しみとする。





        ”三ツ岩岳から窓明山の稜線”



ゆっくり休憩した後、下山。 堅い雪面に新雪が乗ってまずまずの滑り。 





        ”家向山の直下の滑り”


巽沢山までは滑りに手頃な斜面が続き、短時間で降りてしまう。

巽沢山から下は新雪も殆ど付いてなく、かつ厚いモナカ雪が沈むので、ターンは難しい。 ヤセ尾根の急斜面は斜滑降と横滑りで高度を下げる。

900mから下になると緩んだ雪になってターンが可能。そのまま国道まで降りて終了。



10:50   登山口

このコースは尾根へ取り付きの雪の付きが悪いので、もう少し積雪が多い時か、または 1000mまでは夏道歩きになるが、ザラメの時期を狙った方が良さそうだ。



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