山登りのページ
那須連峰
三倉山、大倉山、流石山
2010年7月18日(日)
”大倉山から見た三倉山の鋭鋒”
[概要]
梅雨が明けて急に真夏の暑さになった。 暫く山へ出掛けていなかったので、足慣らしに那須連峰の三倉山周辺へ出掛けた。
ちょうど地元の山開きと重なって、好天の中、大勢の登山者が咲き始めた夏の花を求めて三倉、大倉尾根を登っていた。
[メンバー] :単独
[山域&山名]:那須連峰(栃木、福島)、三倉山(1888m)、大倉山(1885m)、流石山(1813m)(累積標高差約760m、延べ距離GPS計測13km)
[天候 ] :晴れのち曇り
[行程 ] :大峠林道登山口(1280m)5:20 - 5:50大峠 - 7:00流石山 - 8:20三倉山8:45 - 10:50大峠 - 11:30登山口
地元、音金地区の山開きの日で、多くの登山者が入る為、一般車は林道終点までは入れず、途中から地元の方に登山口まで車で 送迎してもらうこととなった。
6:30 大峠林道登山口を出発。
同じ時間帯に車で送迎してもらった、
群馬の石塚さん と一緒のスタート。 この方と終日行動を共にした。
山開きの為に事前に仮払われたなだらかな登山道を30分ほど進むと、大峠に到着。
大峠の標識から流石山方面への登山道に方向転換。
ここからはこのコース唯一の長い急登である。 湿度が高いせいか、すぐに汗が噴出してくる。
少し登ると斜面に咲くニッコウキスゲとハクサンフウロの花が目に入ってくるが、今年は以前来たときに比べて花の数がかなり少ない。
”大峠山の手前斜面。 ニッコウキスゲが見どころ。”
300mの急登のあとは見晴らしの良い稜線歩きが始まる。
左手に沼原のダムと雲海の関東平野、右手に南会津の山と雲海を眺めながらの気持ちの良い稜線漫歩が続く。
”雲海と南会津の山々。 左から小野岳、大戸岳、二岐山”
”ニッコウキスゲと那須の南月山”
小高いピークの流石山まで来ると其の先の大倉山、三倉山の稜線が見えてくる。 ミニ飯豊と云われるようにおおらかな山並みである。
7:00 流石山
”流石山から見た大倉山、三倉山の稜線”
小さなアップダウンを繰り返しながら、なだらかな稜線歩きが続く。シャクナゲは既に終わっているが、その他の花々が登山道脇に咲き、目を楽しませてくれる。
1792mのピークを過ぎて小さなコルに五葉の泉の看板があり脇に地塘がある。 オオサンショウウオが棲息しているという。
”大倉山手前のニッコウキスゲと背景の三倉山。”
やがて大倉山に到着。 ここもなだらかな形状で標識が無ければピークとは判らない。 ここから見える三倉山の形が素晴らしい。
”大倉山から見た素晴らしい姿の三倉山。”
大倉山から少し下り、最後に80mの急登を頑張ると三倉山の頂上へ出た。
8:20 三倉山
この頂上には音金地区から急な登山道を登ってきた地元の方が休憩していた。 ここから大峠林道まで縦走するという。 こういうルートも面白そうである。
頂上で暫く休憩したあと、我々は来たルートをそのまま戻る。
大倉山を過ぎた辺りから、多くの登山者とすれ違うようになる。 山開き会場から大型バスで登山口へ送迎された登山者群である。
朝方は殆ど雲がなかった空も夏雲が早くも湧き出してきている。
”湧き上がる雲と茶臼岳、そしてニッコウキスゲ。”
”大峠から続々と登ってくる登山者。”
大峠を過ぎると登ってくる人も少なくなり、静かな林道を登山口まで下って、本日の行程を終了。
石塚さん、一日有難うございました。
11:30 大峠林道登山口
本日のコース
”本日のコースのGPSトラックログ”
咲いていた主な花々。
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