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<bgsound src="hosinosekai.mid" loop=-1> 裏磐梯  猫魔岳、雄国沼、雄国山
2010年2月8日(月)


”雄国山から見た磐梯山”

[概要]
各地に大雪をもたらした寒波が一週間ぶりに去って束の間の好天。 午後からはグーンと気温が上がり春の天気との予報。

ならば景色を眺めながらのんびり山スキーを、と、雄国山へ向かった。
このコースは車が2台あると便利だが、先に、栃木の「HAMAさん」たちが路線バスを利用したツアーの報告があったので、早速そのアイデアを拝借して 周回ツアーにトライ。
寒波の後の好天。雪質も良く、素晴らしい景色を眺めながらスノーハイクを楽しんだ。

[メンバー]  :単独
[山域&山名]:裏磐梯(福島)、猫魔岳支尾根(1349m)、雄国沼(1089m)、雄国山(1271m)

[天候 ]      :晴れ
[行程 ]      :裏磐梯猫魔スキー場トップ(1340m)9:25 - 9:50雄国沼小屋10:15 - 11:00雄国山11:20 - 12:50ラビスパ裏磐梯


ラビスパ裏磐梯に車を置き、路線バスで猫魔ホテルへ。 そこで暫く待ってホテルからスキー場まで送迎バスで。


平日とあって、ここもスキーヤーは少なく、リフトの運転開始はのんびりしている。


9:25  ゲレンデトップ

ラビスパに車を置いてから2時間、やっとスキー場のトップに立つ。

このコースはいきなり滑り出しである。 といっても最初は緩やかに樹林の中をウォーミングアップ。





     ”滑り始め、1320m付近。 昨日まで降ったフカフカのパウダーを行く。”

勾配は少しづつ付いてきて、快適な滑りが始まる。 途中なだらかな桃源郷(?)のような場所も。




やがて雄国沼が近付いて滑りはそろそろ終了。





     ”雄国沼は目の前”


雪で埋まった雄子沢川を渡り 堤防に沿って推進滑走で進むとやがて小屋が見えてきた。




9:50  雄国沼避難小屋

スタートしてから30分も経っていないが、とりあえず 小屋に入り、休憩。 この小屋は清潔でいつ来ても感じが良い。

しばらく休憩した後、 スキーにシールを付けて、雄国山へ向かう。





     ”雄国山への登り始めは混み入った灌木帯を行く”

間もなく尾根に取り付いて少し雪庇が出来ているヤセ尾根を進む。 この時間は殆ど雲がない素晴らしい天気で、雪を被った周りの山々が視界に飛び込んでくる。





     ”雪庇が張り出したヤセ尾根と雄国山。 小動物の足跡が至る所にある。”





     ”真っ白な飯豊連峰がすぐそこに見える。”



11:00  雄国山


雄国山は標高僅か1271mであるが、ロケーションが良く、周りの山々の展望台のような場所である。





     ”雄国沼を俯瞰。”避難小屋がポツンと見える。






     ”桧原湖と吾妻連峰。”

素晴らしい景色に別れを告げ、シールを外して滑り開始。 最初の緩斜面は少し推進滑走で。

いつも雲に隠れている安達太良連峰が今日は真っ白な姿を見せる。





     ”磐梯山と安達太良連峰”

1200mから傾斜が付いて、素晴らしいブナ林の中のツリーランが始まる。 昨日までに積もったパウダーを少し潜りながらの滑り。
至福の瞬間。

1060mのコルまで降りるとこんどは緩い登りになるので再びシールを付けてブナとダケカンバの樹林を進む。
所々に昨日のものと思われるトレースが僅かに見える。

なだらかな丘を越すといよいよ最後の滑り。 フィナーレに相応しく、北向き斜面で最高の雪質の中を滑る。





     ”1000m付近のブナ林の素晴らしい斜面”

最後は杉の植林の急斜面。 まず試しに少し滑ってCheck。積雪量は凄いが特に雪のズリ落ちはなく、問題なさそう。
斜面には大きな凹凸と深い溝もあるので、注意を払って滑る。





     ”滑った最後の急斜面を下から見る” かなりの傾斜だが、写真では迫力がない。


やがてラビスパが見える斜面に飛び出して、滑りは終了。




12:50  ラビスパ裏磐梯

スキー場TOPをスタートして約3時間半、景色を眺めながらのゆったりスノーハイクは終了。 こんな天気はシーズンで何回もないだろう。





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