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<bgsound src="s_song.mid" loop=-1> 吾妻連峰  天元台-中大巓-大沢下り
2010年4月4日(日)


”中大巓から見た、飯豊連峰とその前衛峰群”

[概要]
今年の冬は寒い日が多い割に雪が少なく、大沢下りは諦めていたが、大沢までの林道除雪は未完との情報を得て、最後のチャンスと出掛けてみた。
このところの雨と暖かさで稜線の雪はガリガリになっていたが、下る頃には適当に緩んで、春の日射しいっぱいのなか スノーハイクを楽しんだ。

[メンバー]  :二名(Koさん、恒)
[山域&山名]:吾妻連峰(福島、山形)、中大巓(1964m)、弥兵衛平、  (登山口からの標高差、登り:140m、下り:1300m、延べ距離約20km)
[天候 ]      :晴れ
[行程 ]      :天元台リフト終点(1820m) 9:25 - 12:20明月荘12:40 - 14:32大沢付近駐車ポイント

大沢駅付近に車を一台乗り捨て、天元台へ向かう。
リフトを3台乗り継いでゲレンデのトップへ。
風も殆ど無く、日射しがいっぱいの完全に春の山である。


9:25   スキー場TOP

大勢の登山者が出発して行ったが殆どが西吾妻方面へ目指していた。

我々も シールを貼って出発。

このところ余り雪が降っていないようで、堅い雪面に少し新雪が乗って、 登りは比較的楽である。


オオシラビソ樹林を過ぎると中大巓の頂上付近はピカピカに光ったアイスバーン。 スキーアイゼンを効果的に使って登る。





     ”ピカピカに光った中大巓の頂上付近”






     ”中大巓の頂上から見た梵天岩方面” 右に西大巓がちょっと見える。


中大巓から人形石までの緩やかなガリガリの下りはシールのまま、そろりそろりと進む。


人形石の先はちょっと下り斜面になっている。 ガリガリと新雪の混じった、あまりいい雪ではないが、シールを外して今日最初の滑降。

鞍部に降りたら、再びシールを貼って堅い雪原をクロカン気分で明月荘を目指す。





     ”ガリガリの雪原を進む”






     ”雪原から、滑り降りた人形石の斜面を振り返る”







     ”左から西吾妻山 - 中大巓 - 藤十郎” こちらは白く、ゆったり気分にさせる春山の風景


ここで、地元米沢の単独行の方と合流。
東大巓へは行かずに、途中から明月荘を目指して進路を真北に向ける。

シールを外して緩い傾斜を滑って明月荘に到着。


12:20   明月荘






     ”登らなかった東大巓を眺める”


小屋の脇のツリーホールで休憩し昼飯。 初夏を思わせる日射しで気温はグングン上昇。

休憩の後、 いよいよ長い滑りのスタート。 気温が上がったお陰でガリガリは解消、滑りにはまずまずの雪面となる。


米沢の単独行氏は慣れたコース取りでグングン進む。 我々はその後をついて。

「忠ちゃん転ばし」は上から見るときれいな斜面だが、ガリガリでなかなか手ごわく転びまくり。
渋川の源頭に降りて、そこからは長い林道滑り。





     ”「忠ちゃん転ばし」の斜面を振り返る。”


スノーモービル跡がある林道を快適に下るが、次第に大腿に疲労が溜まり、時々休憩。





     ”広い放牧場” この頃になると雪面はたっぷりと水分を含みスキーは余り走らない。


最後は再び林道を滑る。 林道は路面が露出しているところもあり、 これからの除雪は簡単に済みそうだ。
やがて林道脇の駐車スポットまで降りて本日の滑走は終了。


14:32  駐車スポット到着


ここまで比較的順調にきたが、この後思わぬ、車のダブルトラブルに見舞われ、 結局家に着いたのは夜中になってしまった。



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