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<bgsound src="s_song.mid" loop=-1> 尾瀬  至仏山
2007年4月21日(土)


”登りの途中から尾瀬ケ原と燧ケ岳”

[概要]
尾瀬ケ原の西側に位置し燧ケ岳と対峙する至仏山。
鳩待峠までの道路が開通した後の約2週間が山スキーの期間となるが、今年は雪が少なく例年より 1週間早く道路開通したので早速お手軽山スキーに出掛けた。

[メンバー]  :単独
[山域&山名]:尾瀬(群馬)、至仏山(2228m)
[天候 ]      :曇り
[行程 ]      :鳩待峠(1591m)5:40 - 8:20至仏山8:30- 8:45ワル沢途中- 9:50鳩待峠

今年は夜間の道路閉鎖はないということで、早めに鳩待峠へ入った。
予報では、今日の気温はかなり高くなりそう。早めに出発し雪が緩まぬうちに滑る予定。


5:40   鳩待峠を出発する。

この早い時間なのに既に数組が出発していった。
スキーにシールを貼り早速スタート。
至仏山までの登りの斜面はシール歩行にちょうどよい緩い勾配でクロカン気分で歩く。


雨は降りそうもないが、空はどんよりと曇っている。その割に気温はかなり高くジャケットなしでちょうど良い。
1800m付近に来ると至仏山の姿が見え出す。上の方はちょっとガスが掛かっている。









”1800m付近からみえる至仏山”




尾瀬ケ原と燧ケ岳がいつものように姿を現す。(トップの写真)
小至仏山は稜線より少し下をトラバース。まだ余り人は入っていないが前日のトレースがあるので、それをたどる。
至仏山が近づくと空は更に暗くなり、風も少し出てくる。









”頂上直下から見た至仏山”




やがて斜面は緩やかになり至仏山に着いた。


8:20  至仏山









”至仏山の頂上。頂上の雪の量は意外に多い”







        ”至仏山頂上からの遠望”左奥が越後駒、右は平ケ岳方面。

風があり、かなり寒い。二組のスキーヤーが風下で休んでいた。休憩もそこそこに 金具を締め、下山に掛かる。

天気も余り良くないので、お手軽なワル沢を下ることにした。
ワル沢の上の方は新雪が程よく締まり滑り易い。雪の量は昨年よりは少ない。
200m程降りると、 雪は緩んで表面のザクザクの新雪がずり落ち、余り滑り易くない。
昨日の越後駒の感動に比べるとちょっと気分が盛り上がらない。





        ”ワル沢の途中斜面から燧ケ岳方面を見る”

下まで降りてしまったら積雪が少なく沢に水が出ているだろうと勝手に判断し、 300m程滑ったところからトラバース気味に鳩待峠方向に進路をとる。いわゆる下山モードというやつ。
ほぼ等高線に沿って、登ってきた尾根に戻り、緩斜面の林間を滑って登山口に戻った。


9:50  鳩待峠

鳩待峠には、今から入る人達が何組か準備していた。今からだと滑るころは雪質が悪くなるだろうなー。

今回は何故か駐車料金は取られなかった。小屋もまだ開いていない、シーズン前の為か。ラッキー。




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